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音楽を聴きながらの勉強はOKか?NGか?
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勉強と音楽の親和性はいかに

私はいつも「ながら勉強は効率が落ちるからNGです」とアドバイスします。おそらく大方の先生方の指導も同様だと思います。しかし、一方で「好きな音楽を聴きながら勉強しているから勉強がはかどります」という声をよく耳にします。 「音楽なしの勉強なんてありえない!」 「音楽を聴くとノリノリな気持ちになって勉強にも効果ありそう!」 「気が散って勉強の邪魔になるんじゃないの?」 「人によって効果が違うのかな?」 さて、皆さんはどう思いますか? 実は面白い検証実験をした大学があります。英国のウェールズ大学での検証実験を紹介します。 学生を3つのグループに分けてテストを実施しました。 Aグループ:自分の好きな音楽を聴きながら取り組む Bグループ:自分の嫌いな音楽を聴きながら取り組む Cグループ:無音の状態で取り組む 試験結果が最も良かったグループはどこだと思いますか。もっとも良かったのは…、やっぱりCグループ(無音)なんです。AとBのグループはCグループに比べて50%も作業効率が低下したそうです。 勉強は、静かな場所で集中してする。これが結論です。 BGMを流しながら勉強をしている人も多いと思いますが、いかにも勉強がはかどっているように感じるだけで実は効率の良くない学習法なんですね。 脳が同時に複数のこと(この場合は勉強と音楽)を処理しようとする場合、脳への負荷が大きくなり学習効率が落ちることがわかっています。

でも、やっぱり音楽が聴きたい人は…

BGMの使い方として効果的なのは、勉強の冒頭で一定時間だけ時間を決めて聴くこと。なかなか勉強する気持ちになれないような場合に、好きな音楽をかけながら勉強を始めてヤル気のエンジンをかけるやり方です。タイマーを使い、10分間程度、BGMを聴きながら勉強して、それ以降は無音で勉強するようにします。 さらに良い方法は、勉強を始める前にBGMを聴いて、勉強を始めるときにはオフにする方法です。勉強前のルーティーンとしては音楽も有効でしょう。 早速、今日から「聴きながら学習」はやめて「聴いてから学習」にシフトしましょう。 ファイト!
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