写真を見ながら精巧に人物を描くタイの画工
チェンマイで見た匠の技〔タイ／チェンマイ〕
タイの古都チェンマイには、数多くの観光スポットがあるが、ナイトバザールは特にツーリストにとって外すことのできない人気スポットである。
毎晩、通りには無数の屋台や露店が立ち並び、賑やかな雰囲気に包まれる。活気あふれる市場には、タイの伝統工芸品やハンドメイドのアクセサリー、独特のデザインの衣類などが並び、買い物を楽しむ人々で溢れかえっている。
そんなマーケットの一角で、私は写真を見ながら絵を描いている画工の姿を見つけた。
彼らは路上にイーゼルを立て、軽快に筆を走らせながら、非常にリアルな肖像画を描いている。彼らの筆遣いは実に精巧で、どんな被写体でも忠実に再現する技術を持っているようだった。自分や家族の写真を持参し、写真と一寸違わぬ絵を描いてもらえるのだ。
私が見かけたこの男性も、写真の中の可愛らしい少女を見ながら、まるでロボットのように精緻な筆遣いで描いていた。彼の手元をじっと見つめていると、一筆一筆が確実に少女の表情を浮かび上がらせていく。
その繊細なタッチに思わず見入ってしまう。驚きのあまり思わず「上手ですね」と声を掛けると、彼は筆を止め、少し照れくさそうにしながらもニコッと微笑んだ。
こうした肖像画の注文は、写っている人物の数や紙のサイズによって価格が異なり、数千円から可能だ。日本で依頼するよりも遥かにリーズナブルでありながら、出来上がる作品は驚くほど精巧だ。旅行の思い出としてはもちろん、大切な人への特別なプレゼントにもなりそうだ。
もしタイ旅行の機会があれば、お気に入りの写真を持参して、プロの画工に描いてもらうのも一興だろう。世界にたった１つだけのアートを手に入れることができる。最高の思い出になるはずだ。
タイには、絵を描くのが得意な人が多いらしい。中には、見事な絵を描く象もいるのだとか。美術の苦手な私などは舌を巻く限りだ。
チェンマイの画工たちの技術を目の当たりにすると、人間の創造力の無限の可能性を感じる。私も次回はとっておきの１枚を持参しようと思う。
チェンマイで出会ったスゴ技職人！〔タイ／チェンマイ〕＜Kids＞
タイの古都チェンマイには、観光スポットがいっぱい！でも、その中でも特にオススメなのが「ナイトバザール」なんだ。毎晩開かれるこのマーケットには、色とりどりのショップや屋台がずらりと並び、歩くだけでワクワクするよ。
ナイトバザールには、タイの伝統工芸品やハンドメイドアクセサリー、おしゃれな洋服なんかが売られていて、観光客や地元の人たちで大賑わい！
そんなにぎやかな市場の中で、ぼくはすごい技を持つ職人さんを見つけたんだ。
そこには、写真を見ながら絵を描く画工（がこう）さんたちがいた。イーゼルを立てて、シュッシュッシュッと筆を走らせながら、まるで写真みたいなリアルな絵を描いていたんだよ！どんな写真でも、そのままのそっくりな絵にしてしまうんだって。
ぼくが見たのは、小さな女の子の写真を見ながら、一筆一筆ていねいに描く職人さん。まるで魔法みたいに、女の子の表情が紙の上に浮かび上がってきたんだ。「うわぁ、本当にそっくり！」と感動して声をかけたら、その職人さんはちょっと照れくさそうにニコッと笑ったよ。
こうした肖像画の値段は、描く人数や紙のサイズによって変わるけど、日本で頼むよりずっとお手ごろ！それなのに仕上がりはプロ級で、旅行の思い出やプレゼントにピッタリだね。
もしタイに行く機会があったら、お気に入りの写真を持っていって、プロの画工さんに描いてもらうのもいいかも！世界にひとつだけのオリジナルアートを手に入れることができるなんて、最高の思い出になりそうだよね。
実は、タイには絵が得意な人がたくさんいるらしいんだ。それどころか、なんと絵を描く象までいるんだって！ぼくなんて美術が苦手だから、そんな象にまで負けちゃいそうだなぁ。
チェンマイの画工さんたちのスゴ技を見ていると、「人間の創造力って無限なんだなぁ」と感じずにはいられないよ。
次に行くときは、ぼくもお気に入りの写真を持って行って、ぜひ描いてもらいたいな！