道徳の授業で使える便利なマルチ・ワークシート

道徳の授業で使える便利なマルチ・ワークシート

道徳の授業で幅広く使えるシンプルワークシートです。

道徳の時間には、色々な角度からじっくり考えたり、自分の考えを伝えたり、あるいは級友との議論を通して物事の多面性や人の考え方の多様性に気づく場面があります。

このような生徒の思考の流れや議論の内容を記録をするためのシンプルなワークシートです。

いろいろな題材に対応するようにシンプルに仕上げています。必要に応じて発問を加えるなどしてご使用ください。

読み物教材に加えて動画系教材（NHK for schoolなど）を使った授業でも使えます。

緻密に準備する場合は、題材に合わせてワークシートを作るとおもいますが、余裕のない場合はシンプルワークシートで対応できます。

授業の流れは、「全体（個）→ペア又はグループで意見交流→全体で意見交流→まとめ」を想定しています。

自身の授業の振り返り材料として、生徒の評価の材料として、本ワークシートをご活用いただければ幸いです。

ワークシート内容の説明

ワークシートの内容は、＜所見＞＜意見交流＞＜全体感想＞＜振り返り＞の四部構成にしてあります。

意見交流の部分は、中央に区切り線を引いています。必要に応じて、例えば「左側に自分の考え、右側に友だちの考えを書く」などの使い方ができます。

＜初見＞
読んだり視聴した題材に対して、最初に感じたり考えたりしたことを書かせる。後の自分の考えや感じ方の変容に気づくきっかけにもなり得る。

＜意見交流＞
主発問や副次的な発問に対する自分の考えや友だちの考えを書かせる。
スペースが不十分な場合は、主発問についてのみ書かせる方法も考えられる。

＜全体感想＞
授業全体の感想を書かせる。

＜振り返り＞
5項目をABCDの4段階で振り返らせます。

作成にあたり配慮した点

○生徒が自由に思考できるようにシンプルなスタイルに仕上げています。
○級友と意見を交流させる場面で、自分の意見と友だちの意見を対比できるように中央に線を入れています。
○評価（記述）の参考にできるように振り返りの項目を設定しました。
○授業後、通信等で意見や感想を紹介できるよに引用の承諾確認欄を設けています。

ワークシートの使用にあたっては、A4サイズで小さい場合はB4サイズまたはA3サイズに拡大してご利用ください。A4サイズで使用する場合は、たくさんは書けないのでどの発問について記入するか指示するなどしてください。

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