楽しみながら日本文化を学べる「節分クイズ」〔保存版〕

簡単操作のコンパクトなパワーポイント式「節分クイズ」

「節分」をテーマにしたクイズです。

15～30分でコンパクトに扱える全7問のパワーポイント版クイズです。

クイズは、Enterボタンを押すだけで進められるようにできており、誰でも簡単に扱えます。

考える時間にBGMが流れますが、新しい問題が表示されて約90秒後にタイムアップのジングル（チロリンチロリン）がなるように調整しています。問題とABCの選択肢を読み上げるのに30秒、考える正味の時間を60秒と考え、90秒にしています。

学校はもちろん、ご家庭でも楽しんでください。節分について楽しく学べるひと時になりますように。

「節分クイズ」の内容

【第1問】Yes/No問題

「節分」とは春夏秋冬の季節の分かれ目のことである。YESかNOか。

【正解】Yes

【解説】「節分」は読んで字の通り「節（季節）」を「分」けるもので、四季（春夏秋冬）の数だけ、つまり4回あります。

それぞれの季節が始まる日は、立春（りっしゅん）、立夏（りっか）、立秋（りっしゅう）、立冬（りっとう）と呼ばれています。

そして、その始まりの日の前日を「節分」と呼びます。

【第2問】Yes/No問題

「鬼」は、山に住むどう猛な動物がモデルになっている。YESかNOか。

【正解】No

【解説】「鬼」は、陰陽師の「陰（おん）」や目に見えない「隠（おぬ）」に由来する言葉です。

「目に見えない邪気」、「この世のものと思えないほど怖いもの」を表す言葉です。

当時、人知の及ばない災い（災害・疫病・飢饉）などは「鬼」の仕業だと考えられていました。

そして、季節の変わり目には邪気（鬼）が生じやすいと信じられていました。

【第3問】3択問題

季節の変わり目に生じる邪気（鬼）を炒った豆で追い払う行事から始まった「豆まき」ですが、どこから日本へ伝わってきたものか。

A中国
Bヨーロッパ
Cアフリカ

【正解】A中国

【解説】もとは中国から伝わってきたもの。季節の変わり目に生じる邪気（鬼）を払うために行っていた宮中の年中行事が、次第に庶民の間にも広がっていった。

【第4問】4択問題

鬼を退治するための「豆まき」は、いつ行われるか。

A朝
B昼
C夜
D決まりはない

【正解】C夜

【解説】鬼は夜に現れるとされているため。

【第5問】一問一答

節分に、その年の幸福の神がいる方角に向かい黙々と食べるのが作法とされる「巻き寿司」を何と呼ぶか。

【正解】恵方巻（えほうまき）

【解説】恵方巻は、その年の恵方（決まった方角で、その年の幸福の年神様がおられる方角）に向かい黙々と食べるのが作法とされています。

【第6問】3択問題

恵方巻に使われる具材の種類は７種類とされるが、その由来は次のうちどれか。

A七草粥の7
B七福神の7
C七夕の7

【正解】B七福神の7

【解説】恵方巻には、縁起が良いとされる七福神にちなみ７種類の具合を入れます。

七福神とは、恵比寿天（えびすてん）、毘沙門天（びしゃもんてん）、大黒天（だいこくてん）、寿老人（じゅろうじん）、福禄寿（ふくろくじゅ）、弁財天（べんざいてん）、布袋尊（ほていそん）といった、「福の神」の総称です。

【第7問】3択問題

豆撒きが庶民に広まったころから、節分の夕暮れに、柊（ひいらぎ）の枝に鰯（いわし）の頭を刺したものを戸口に立てておいたりするようになる。これを柊鰯（ひいらぎいわし）と呼ぶがその目的は何か。

A鬼へのお供え物
B鬼を呼び出す
C鬼を遠ざける

【正解】C鬼を遠ざける

【解説】柊鰯（ひいらぎいわし）は魔除け（まよけ）として玄関などに置きます。

つまり、「鬼を遠ざけるため」です。

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塗り絵をしながら、自身の心の鬼と向き合う小活動「私の心の鬼退治」もご覧ください。