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くり返し復習させたい不規則動詞の活用をカード化した「動詞活用カード」〔保存版〕
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「動詞活用カード」とは

帯活動向けの教材として、基本的な不規則動詞の活用をカードにしたもので、表紙は同一、裏面に60語の不規則動詞の活用を記しています。

原形、過去形、過去分詞、現在形(三単現sのついた形)、現在分詞(ing形)を確認できるので1年生から3年生までいろいろな局面で使用できます。

動詞は英語の肝なので普段からのボキャビルとしての活動はもちろんですが、現在進行形の学習時は「ing形」を、過去形の学習時には「過去形」を、受け身や現在完了の学習時には「過去分詞」を、というようにそれぞれの時期に重点的に投入できます。

カードを見ながら出題して、相手が正解したらカードを与える、というのが基本的な使い方です。1年生後半であれば、「What is eatの過去形?」というように過去形を問います。

「動き」が生じるので活動がよりコミュニカティブになる点と、活動後にラッキーカードやラッキーナンバーの選出などのお楽しみ要素を加えやすくなる点がカード教材のメリットと言えます。

英語の授業に限らず、教室の中を自由に動くような活動は平坦な授業に「変化」を与えるのでおすすめです。授業冒頭での帯活動はもちろん、中盤・終末における集中力の撹拌にも効果的です。

毎時の帯活動で使うと効果が高いです。動詞リストを配布して、家庭で練習できるようにしておきます。

使用頻度の高いカードはラミネート加工することで耐久性を強化できます。

「動詞活用カード」の教材データ

<用紙種類> エーワンのマルチカード(標準、または厚め)
※ラミネートしない場合など、一時的な使用の場合はA4紙に印刷してはさみでカットも可。

<教材サイズ> 名刺カードサイズ

<所要時間>
使い方によりますが、帯活動なら5分から10分。やり取りの時間は2分がおすすめです。

例えば、「配布30秒・やり取り2分・取得枚数の確認など1分・回収30秒・ラッキーナンバー確認とふり返り1分」で合計5分。

作製については、50枚程度のカードの印刷と切り取りは30分程度。ラミネートする場合はプラス30分程度。

<作成のポイント>
○カードを印刷するときに用紙の向きを間違わないように注意が必要。(プリンタにより方向が異なる)

○教材として日常的に使っていくのであればラミネート加工をおすすめします。使用頻度にもよりますが数年間は使えます。耐久性の高い150μフィルムがおすすめです。

<フォントについて>※編集する場合
カード表面(表紙面)は画像を使っています。

カード裏面(情報面)にはいろいろなフォントを使っています。該当フォントが入っていない場合は、お好みのものに置き換えてください。

ダウンロードしたワードファイルで、デザインが崩れる場合は、置き換えられたフォントのサイズが影響している場合がほとんどです。一度、文字部分をすべて消してみると本来の枠の状態になります。そこから小さめのフォントサイズから試していけばOKです。

<使い方の例>
 ●帯活動で「カードをやり取りする活動」を行う
 ●
帰学活などで「1日に○枚」というように枚数を決めて全体で復習する
 ●教室などに置いておき、休み時間に自由に遊ばせる
 ●教室にブランクカードとポストを設置しておき、自由に問題を募る
 ●カードの問題面をそのまま印刷して配布してもOK

「動詞活用カード」のイメージ

A01からA30の30枚、B01からB30の30枚、合計60枚のカードで不規則動詞の活用を練習できます。

動詞No(管理番号)は、カードの管理はもちろん、活動後にラッキー・ナンバーを宣言する場合などにも便利です。

スゴロクAB標準版のAマス・Bマスへの活用も可能です。(➡AB標準版紹介

動詞活用カードの「セット」をつくる

カード枚数は全部で60枚です。A01からA30の30枚(先に定着させたい語)とB01からB30の30枚(比較的使用頻度の低いもの)に分けています。

カードは1人当たり2枚か3枚がちょうどよいと思います。

20人クラスであればひとりに3枚配布すると60枚必要です。Aのみを先に扱うのであれば、それぞれカードを2枚ずつ作り60枚のセットにします。

私の担当する学年は、現在30人規模の学級なので、A60枚+B30枚の90枚セットで始めようと考えています。

不規則動詞60語の「一覧リスト」+「練習用紙」、A4サイズ

60語の不規則動詞活用をA4にまとめた一覧リスト。
60語の不規則動詞活用をA4にまとめた一覧リスト。
エクセル画像
原形・過去形・過去分詞の練習ができるタイプAの練習用紙。
エクセル画像
原形と過去形のみ練習するタイプBの練習用紙。1年生用。
エクエル画像
テスト用のCタイプ。

リストや練習用紙を配布して、家庭で復習させると効果的です。

教室内を自由に動きながら問題を出題し合いより多くのカード取得を目指す活動(Verb Card Hunting)

復習カードを使った定番の活動を紹介しておきます。

手軽に実施が可能で復習効率の高い活動なので、まずこの活動からお試しになってはかがでしょうか。

問題を出し合いながらカードを交換する活動を「カード・ハンティング」(Verb Card Hunting)と呼んでいます。生徒の食いつきもいい活動です。

<活動の手順>

まずカード配布します。時間に余裕があれば授業開始前に配布してもOK。クラスの生徒の中からカード配布係を決めておくと何かと便利です。

カードは全員に同数ずつ配ります。例えば、80枚の人物カードがあり40名のクラスなら1人につき2枚ずつ配ります。20名のクラスなら3枚か4枚ずつです。

カードがなくなった生徒に補充するために、先生の手元に少し数枚残る程度がよいです。

教室内を自由に歩きながら互いにカードに書かれた問題を出し合います。

このとき、相手が正解したらカードを渡し、自分が正解したらカードをもらえます。

活動の時間は、3人から5人の友だちと問題を出し合える2~3分ぐらいがベストでしょう。生徒の手持ちのカードが2枚であれば2分でもOK。

カードがなくなったときは、教師のところに来て簡単な問題に正解すれば新たに1枚カードを得られるようにします。

活動が終了したら、Did you enjoy card-hunting?, How many cards do you have?などとたずねながらふり返ります。

抽選アプリなどを利用して「本日のラッキーカード」を表示してもOK。カードの番号を利用してラッキー・ナンバーを抽選します。「授業や行事で重宝する抽選ソフトの紹介」もあわせてご覧ください。

ラッキー・ナンバーの保持者にはスタンプを押すなどします。スタンプを一定数集めることで得られる特典を用意するとさらに盛り上がります。

アプリが面倒であれば、前もって当たり番号を書いた紙を封筒に入れておくという古典的な抽選方法もあります。

当たりの生徒にカードの問題を紹介させるなどしても面白いです。

1つ注意点があります。

出題者が問題を読めるか事前に丁寧に確認することです。

席の近い生徒同士で確認させてもOK。

英語が苦手な生徒であっても、手持ちのカードの出題に不安がなければ、安心して活動に取り組めます。

教材をダウンロードする DOWNROAD

『動詞活用カード・表紙A』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード・表紙B』をダウンロードする〔PDF〕

「動詞活用カード・問題A10』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード・問題A20』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード・問題A30』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード・問題B10』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード・問題B20』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード・問題B30』をダウンロードする〔PDF〕

『動詞活用カード60選・一覧リスト・練習用紙』をダウンロードする〔EXCEL〕

まとめてダウンロードはこちら

『動詞活用カード全9ファイル』上記9ファイルをまとめてダウンロードする〔ZIP〕

名刺カード用紙(マルチカード)とラミネートフィルムの選び方
紙とラミネートフィルムの厚みの組み合わせによりカード教材の耐久性が決まります。ラミネート加工を施すことで飛躍的に耐久性が高まります。
薄手のラミネートフィルム(100μ)を使用した場合でも、毎週数回の使用で1年間は使えます。厚手のラミネートフィルム(150μ)を使えばさらに長持ちします。ただ、厚みが増します。
おすすめは、標準の厚みの紙(カード)と150μフィルムの組み合わせです。
■エーワン・マルチカード
■アイリスオーヤマ・ラミネートフィルム
ダウンロードの注意点
pdfファイルをダウンロードする場合
フォントの有無に関係なくデザイン正しく表示されますが、編集はできません。pdfファイルで仕上がりデザインのイメージを確認して、編集が必要な場合はwordファイルをダウンロードして編集してください。
wordファイルをダウンロードする場合
お手持ちのPCに該当wordファイルに使用されているフォントがインストールされていない場合、開いたときに文書内のデザインが崩れて表示されますが、正しく表示されていないフォントを変更することでデザインの崩れを修正できます。お好みのフォントに置き換えてご利用ください。

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