注目の記事をPICK UP♪
タイ&ベトナム旅日記2025<第2日目>/Daily Travel Report: Day02
スポンサーリンク
旅日記2025版

シネマトバトル・ワールド・コンテスト(CWC)の協力者探し・教材の素材収集・命の洗濯を主な目的とした約2週間のアジア1人旅の記録です。前半はベトナム中部のダナン・ホイアン・フエ、後半はタイのバンコク。

20代の頃にホーチミンを訪れて以来の訪越、中部地方は初訪問。今年もお便りを頂ければリアルタイムでブログに反映します。

<日程と移動ルート>
01日目@ダナン(Da Nang)
02日目@ダナン(Da Nang)
03日目@ダナン(Da Nang)
04日目@フエ(Hue)
05日目@フエ(Hue)
06日目@ダナン(Da Nang)
07日目@バンコク(Bangkok)
08日目@バンコク(Bangkok)
09日目@バンコク(Bangkok)
10日目@バンコク(Bangkok)
11日目@バンコク(Bangkok)
12日目@バンコク(Bangkok)

<素材収集の視点>
・旅の中で教材化につながるような素材を収集する。
・写真はフォトランゲージとして、雑貨や工芸品はモノランゲージとして教材化する。
・異国の不思議や感動を子どもに伝え、子どもの興味関心をグローバライズする。
・考える足掛かり、気づくための足掛かりになるような教材を意識する。

1.本日の日記、2.旅のスナップ、3.旅メモ、の3項目でお届けします。
ご質問などございましたらお気軽に記事下のフォームよりどうぞ。

1.本日の日記 *活動・感想・気づき*

午前の散策

6時起床。あいにく今日は日中、ホテルが停電とのこと。

事前に知らされていれば宿を変更していたが、宿からの連絡はフライト前日だった。

停電が始まる前に、散策コースを計画。宿はDragon Bridgeの東側にあるので、Han Riverを時計回りに一周するルートにした。ちょうどDragon BridgeとHan River Bridgeを両端にぐるっと回る形に決めた。

歩きながら、ダナン・チャム彫刻博物館、ダナン大聖堂、ハン市場、そしてダナン大学に立ち寄った。

ダナン大学に着くころには、かなり疲れが出てきていた。涼しいロビーのソファでひと休み。学生がいればCWCの宣伝をしようと思っていたが、ちょうど夏休み中とのことで、キャンパスは静かだった。想定内だが、ちょっと残念。

そんな中、何やら集まって作業をしていたスタッフの方が休憩がてら声をかけてくれたので、思い切ってCWCの趣旨や目的を説明。幸い、興味深そうに熱心に話を聞いてくれ、「学生に紹介した上で自分も参加してみたい」と言ってくれた。

本日の目標だった「CWCへの協力者を1名以上得る」は、これで無事達成。

連絡先も交換し、大学を後にした。

ところで、日本では大勢がLINEを使っているが、東南アジアで連絡交換の際に「LINEを使っていない」という人が多いことに驚く。こちらではFBメッセンジャーやWhatsApp(ワッツアップ)がポピュラーなんだとか。

ホテル出発は8時過ぎだったが戻るとすでに昼を回っていた。

部屋に入ると停電のために冷凍庫からとけた水が流れ落ち、付近が水浸しになっていた。タオルで拭き上げるが、自分の汗がそのまた上にポタリポタリ…。

速攻でシャワーを浴びて逃げるように近所のスタバへ。

Han River一周コースで1万歩ほど歩いたので喉がカラカラになっており、VentiサイズのLatteを一気飲み。

涼しい店内で、今日の出来事を記事にまとめる。

夜の散歩

夕食を終え、冷たい飲み物を口に含みながら、ハン川を右手に遊歩道を南下しながら散歩。

川面には街の灯りが揺らめき、風が心地いい。

日中の暑さが和らいでいく時間帯、川沿いでは多くの人が川を見ながらくつろいでいる。食べながら友人らと談笑する者、家族で散歩する者、手製のメリーゴーランドのような遊具で遊ぶ子どもたちもいた。様々に夜を楽しむ人々を見て歩くだけでも退屈しない。

今夜の目的は、ドラゴンブリッジの龍が夜の9時に炎を吹く瞬間を一目見ること。

実は、私がダナンを旅のルートに組み込んだ理由のひとつが、この橋だった。子どもの頃から遊んできたRPGゲーム「ドラゴンクエスト」に登場するドラゴンの姿と、炎を吐くダナンのドラゴンのイメージが重なり、興味を惹かれていた。

ドラゴンブリッジは、2009年に建設が始まり、2013年3月29日に開通した橋。ちょうどその日は、ダナン市がベトナム戦争から解放された「解放記念日」にあたり、街にとって特別な日だったという。

橋の全長は666メートル、幅は37.5メートル。6車線の堂々たる道路橋で、龍をかたどったデザインは世界でも珍しいらしい。

昼間にもドラゴンを目にしたが、夜になると、橋はLEDライトで七色の光を放ち、その姿は昼間とはまったく別の顔だ。

しばらく歩くと橋が近づき、スマホの表示は9時を過ぎようとしていた。周囲の人々がにわかにざわつく。

いよいよ龍の頭部から炎が放たれると、集まった観光客から歓声があがり、まるでお祭りのような熱気だ。多くの人々がスマートフォンを掲げながら、歓喜と驚きの声をあげていた。

まもなくすると、今度は龍の口から勢いよく水が噴き出した。しばし間をおいてから、空から雨のように水しぶきが降り注いでくる。私は橋から少し離れていたので大丈夫だろうと油断していたが、実際には想像以上の水量で、思わずカメラをかばい、慌ててショルダーバッグの中へ避難させた。

ベトナムにおいて「龍(ロン)」は古来より神話的で重要な存在だという。

例えば、建国神話ともいえる「龍と仙女」の伝説。海の龍王と山の仙女の間に生まれた百人の子が、のちのベトナム人の祖先となったという物語があり、「ベトナム人は龍と仙女の子孫」という民族意識を育んできたという。

龍は権力や繁栄の象徴であり、また雨や水とも深く結びついている。農業国家として発展してきたベトナムにとって、龍は単なる空想上の生き物ではなく、自然や国家の力を象徴するモチーフでもあるのだろう。

川沿いの風景に心を預けながら、私は火を吹く龍を見上げていた。ゲームの中でしか出会えなかった存在が、現実の夜空に炎を吐き出している。

異国の地で味わう非日常の瞬間、目前のドラゴンが急に動き出し天に昇っていくような幻覚に襲われた。

2.旅のスナップ *本日撮影した写真から*

ドラゴン・ブリッジDragon Bridge

なかなかの迫力。週末の夜には火を吹くとか。今夜、覗いてみよう。

ようく見てみると目がハートになっている。そして、意図したわけではないが、建設中のビルの屋上から龍がヒットしたようにも見える。

ハン市場Han Market

雑然とした雰囲気に独特なにおいが漂う。アジアだ。

目を引いたお土産は小さな龍の置き物。

◆夕食&散歩

夕食はフードコートの一角で見つけた寿司ショップで。

飲み物を片手に川沿いを歩きながらハン川沿いを散歩。

ドラゴンが21:00頃に火を噴くということで、時間を見計らって橋に向かう。

対岸からも音楽が聞こえてくる。キラキラと電飾されたたくさんのボートが龍の火吹きの見物に集まってくる。

3.旅メモ *今後また同じ場所を旅する自分や誰かのために*

○ハン市場<Han Market>
ダナン中心部にある、市民と観光客双方に人気の大型市場。1960年代に建てられ、食品、衣料品、日用品、土産物など幅広い商品が揃う。1階は生鮮食品や乾物、2階は衣類や布製品、バッグなどが中心。地元の生活を感じられるほか、価格交渉も楽しめるスポットとして知られる。

所在地: 119 Trần Phú通り, Hải Châu 1区, Hải Châu区, ダナン市 550000
営業時間: 朝6:00頃から夕方19:00頃までが一般的な営業時間。店舗により異なる。

○ビンコムプラザ ダナン<Vincom Plaza Đà Nẵng>
ダナン市中心部にある大型ショッピングモール。国内外のブランドショップ、スーパーマーケット、飲食店、カフェ、映画館などが揃い、買い物から娯楽まで楽しめる複合施設。冷房が効いており、暑い日の休憩スポットとしても人気。観光客だけでなく地元市民の利用も多い。世界各国の料理を楽しめる多彩なレストランやカフェが揃っているグルメフロアがおすすめ!

所在地:910A Ngô Quyền通り、ソンチャー区、ダナン市 (910A Ngô Quyền, An Hải, Sơn Trà, Đà Nẵng)
営業時間:平日10:00~22:00/週末9:30~22:00

○ドラゴンブリッジ<Dragon Bridge>
ダナン市のハン川に架かる全長666メートルの道路橋で、2013年に開通。龍をかたどったユニークなデザインが特徴で、夜間はLEDライトで鮮やかにライトアップされる。週末土日や祝日の夜には、龍の頭から火と水を噴き出すショーが行われ、多くの観光客が訪れる人気スポット。ハイシーズンは金曜日もショーが行われる。

4.ご質問・ご感想 *リアルタイムで届きます*

可能な範囲でご質問にお答えさせて頂きます。個人情報等は、公開されません。

    <任意> ※添付なしでも問題ございません。
    Please show us pictures from you. If possible, please include one photo of yourself.
    (教材として使わせていただいてもよい旅行の写真などがあればお送りください。)

    Thank you very much.
    許可なしに写真を公開することはありません。ご協力ありがとうございました。

    スポンサーリンク

    Twitterでフォロー

    オススメの記事