生徒が探偵となり案件を調査する活動
「名探偵コナン」や「おしり探偵」など名探偵ものはいつも子どもに人気のあるジャンルのひとつです。大人でも「シャーロックホームズ」などのファンは多いでしょう。私はと言えば、中学時代に西村京太郎の名探偵シリーズにハマっていました。この活動は、そんな名探偵のワクワク感を味わってもらいたいという思い出企画しました。
生徒は探偵事務所で働く探偵になります。クライアント(依頼人)からの調査依頼を受けて調査をします。何の文法を使ってどう質問すれば求めている情報が得られるか作戦を立てながら活動します。
「私は名探偵」のリードプリント
「私は名探偵」の教材データ
<活動規模>中規模<対象学年>中学全学年
<所要時間>1時間
<準備の労力>中くらい
<おすすめポイント>
●生徒の支持率が高いとても盛り上がる活動です
●生徒とALTの会話がはずみ英語で話すことの楽しさを感じられる
●密度の濃い活動です(ひたすら、考えて→書いて→話して、の繰り返し)
活動の流れと発展性
●活動の流れをリードプリントで説明する●グループを作り、動くときはグループ内のメンバーでペアを作り行動する(ここで動くとALTや社長が生徒をさばききれず長い列ができるため)
●まず、ケースに入っている依頼書を上から1枚とる(このとき依頼書の内容を見てはいけない、選んでもいけない)
●依頼書には「○○さん(ALT)が何か動物を飼っているか調べてください」などと書かれている。生徒は、英語でどう聞けばよいか考えて、「英語の質問」を依頼書の所定の位置に書く。これが間違っていたら、報酬が減額される可能性がある。自信がない場合やヒントがほしい場合は、社長(教師)に相談することも可能。
●ALTに英語で質問して調査する。この場合であれば、「Do you have any pets?」という風にたずねる。
●調査結果を、依頼書にまとめる。詳しく書いた方が報酬が高額になる。「She has a dog.」だけでも良いが、「Its name is Taro. It is very big.」などと付け加えると報酬が上がる。文法的なミスがあると、報酬減額の対象になる。
●難易度が★1つから5つで設定されており、★1つが基本的に1000円を目安に報酬を支払う。★★★は、3000円。詳しく調査できたら報酬は割増しに。
●活動終了後、各部署(グループ)の報酬額の合計を計算させ、もっとも売り上げの大きかった部署の勝ち。
●いくつかのペアを指名して調査結果を発表させても良い。又は、社長が報酬額決定時に発表させたい内容のものにチェックを入れておき、チェックが入ったペアに発表させる方法もある。おもしろい内容のものや文法の復習になりそうなものを選んでチェックを入れておく。
「私は名探偵」の調査依頼書のイメージ
生徒の感想
●競争心がそそられて楽しい。協力してできるから安心感がある。●仕事(依頼)をこなしてお金を稼ぐのが楽しい。どんどんやりたくなる。
●ALTの先生とたくさん話せるのでワクワクする。
●本当に探偵になってる気持ちでやれる。ALTに質問する調査も、先生に報告するのもすべて楽しいです。
●英語の活動はおもしろいものが多いけど、探偵が断然おもしろい。毎回コレがいいくらいです。
●探偵気分になれていいです。
●「かわいい水着を持っているか調べて」って誰からの依頼でしょうか。
●今度は友だちの秘密を調べてみたいです。
「私は名探偵」の教材ダウンロード
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