be動詞の文、一般動詞の文、助動詞の文、それぞれの肯定文・否定文・疑問文をチェックしよう
本格的に英語を学び始めてそろそろ1年が経とうとしている中1の皆さんへ。
2年生になる前に、be動詞の文、一般動詞の文、助動詞の文の3つ、それぞれについて否定文&疑問文を作れるように頭を整理しておきましょう。
これからの英作文のベースになる大切な部分です。
1枚のプリントで確認したい場合は下のPDFをダウンロードしてください。
be動詞の文
◎be動詞は、A=Bの「=」の役割をします
現在形のbe動詞はam・is・areの3つです。
※単数とは数が1人(1つ)
※複数とは数が2人以上(1つ以上)
例えば、「私は幸せだ。」を英語にすると、
私(I)= 幸せ(happy)だから、I am happy. となる。
be動詞のamは=(イコール)の役割をしています。
be動詞を使うときは、主語の数に注目して、最適なbe動詞を選びましょう。
次は、肯定文・否定文・疑問文を比べてみましょう。
まず、be動詞の文の否定文・疑問文のつくり方のルールを覚えましょう。
notは否定文を作るための特別な道具です。
否定文 be動詞の直後にnotを置く
疑問文 be動詞を主語の前に出す
一般動詞の文
◎一般動詞は、人や物の「動作」を表します
例えば、eat(食べる)、run(走る)、sing(歌う)、study(勉強する)などの語は一般動詞です。
一般動詞は動作を表す言葉ですがlike(~を好む)、hope(~を望む)、think(~と考える)など、心の動きを表す語もいくつかあります。
ここで、肯定文・否定文・疑問文を比べてみましょう。
一般動詞の否定文・疑問文をつくるときは、特別な道具を使います。
doやdo not(don’t)が疑問文・否定文を作るための特別な道具です。
doの過去形はdidです。doという単語には一般動詞で「~する」という意味もあるので注意が必要です。
否定文 動詞の直前にdo not(don’t)置く
疑問文 主語の前にdoを置き、動詞を原形にする
◎一般動詞で注意が必要な三単元のルール
主語が、①三人称(Iとyou以外のすべて)、②単数(1人・1つ)、③現在、の条件をすべて満たす場合は、動詞に「s」を付けます。
頭文字をとって「三単元のs」と呼びます。
例文: Yuki plays the piano well.
助動詞の文
◎助動詞は、動詞の意味を助ける役割をします
助動詞は、be動詞と一般動詞の両方に対して使えます。
ここでは、英文を3種類に分類していますが、「英文にはbe動詞の文と一般動詞の文の2種類があり、それぞれの文で助動詞を使うことができる」と考えることもできます。
例えば、助動詞には次のようなものがあります。
助動詞の否定文・疑問文の作り方はbe動詞のそれに似ています。
否定文 助動詞の直後にnotを置く
疑問文 助動詞を主語の前に出す
◎助動詞の文は次の点に気を付けましょう
・助動詞は主語によって語形変化しない
(主語が、Ken, Emi, I, You, He, She, Theyなどと変わってもcanは常にcanのまま。)
・助動詞の後に来る動詞はすべて原形である
(助動詞の後ろに続く動詞にはsが付いたり、edが付いたりすることはない。)
練習問題で力試しをしよう
be動詞、一般動詞、助動詞canの文の否定文や疑問文を作れるかチャレンジしてみましょう。
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英文法の整理「英文の種類とその否定文・疑問文」をダウンロードする
英文法の演習「助動詞can/現在進行形/過去形の文の否定文と疑問文」をダウンロードする
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