
テープ類や画鋲を使わずに掲示物の交換ができる「掲示用ファイル」
初任校で先輩の先生がフラットファイルを使って上手に掲示物を掲示していました。
以来十数年間、この方法で掲示物を掲示しています。
少し進化させて、紙のサイズにピッタリ合うように改良しました。

通信や保健だよりなど定期的に更新するものに便利
この記事では、市販のフラットファイルに細工を施して「掲示用ファイル」を作る方法をご紹介します。
細工と言っても、ファイルの首を後ろ側に折って両面テープで接着させるだけです。3分で完成します。
「掲示用ファイル」のメリット
●テープ類や画鋲を使わずに簡単に掲示物を交換、又は追加できる
●掲示物を重ねていくことで掲示物の履歴を保存できる
(生徒の作品を掲示しながらストックしていくことが可能になる)
●掲示物が映える「額」的な効用がある
●カラフルで美しい
「掲示用ファイル」のデメリット
●細工を施すのが面倒
「掲示用ファイル」の作り方
- 市販のフラットファイル
- 背表紙に沿って両面テープ
- 首の後ろ側にも両面テープ
- 首の後ろ部分
- 首の後ろを接着する
①はさみ・両面テープ・フラットファイルを用意する
②ファイルの首部分を折る
③ファイルの首部分の後ろ側に両面テープを貼る
④内側に隠れている背表紙に沿って両面テープを貼る
⑤両面テープ③④を剥がして接着する
(③④⑤は、両面テープの代わりにホッチキスで接着してもOK)
⑥長い方の紙を短くカットする
より簡単に仕上げたい場合、ファイルの首部分を両面テープで固定するかわりにステープラーで固定する方法があります。裏側(壁に触れる側)に針が出るのでキズが付くのが心配な場合は針の部分にテープ等を貼って保護します。
きれいに仕上げるポイント
●できれば強力タイプの両面テープを使用する
●掲示する際に、バーの陰になっている部分に画鋲を打つとよい
百聞は一見に如かず、一連の流れを動画でご覧ください。約30秒です。
教室掲示のコーディネートに、どうぞご活用ください。