注目の記事をPICK UP♪
比較的よく知られた36ヵ国の国旗を扱った「世界一周国旗クイズ」シート<スゴロク対応>
スポンサーリンク

国旗を使った活動の教育的効用

私は国旗を使った遊びやゲームが好きです。楽しみながら子どもの視野を広げる簡単で効果的な方法だと思うからです。

国旗を知っていることは、単なる知識以上の意味を持ちます。それは、好奇心を刺激し、新しい世界への入り口となる「アンテナ」の役割を果たします。

国旗を眺めているだけでも子どもたちは世界にいろいろな国があるのだと実感します。そこに住む人々と英語を介して意思疎通ができる、外国の人々はどんな姿でどんな考え方をするのか、どんな食べ物を食べているのか、どんどん考えが膨らんでいき、知的好奇心の世界が大きく広がっていきます。

例えば、2023年のバスケットボールワールドカップで、日本代表がカーボベルデ代表と対戦しました。その試合のニュース映像にカーボベルデの国旗が映し出された瞬間、小学生の息子が「カーボベルデの国旗!」と叫びました。彼は、風呂に貼ってある国旗付きの世界地図で覚えていたのです。それまで馴染みのなかった国が、バスケットボールをきっかけに彼の好奇心に引っかかり、テレビに映る街の風景にも興味を示しました。

カーボベルデは、日本ではあまり知られていない国ですが、豊かな文化や美しい自然を持つ魅力的な国です。その存在を知ることができたのは、国旗を覚えていたからこそ。国旗とは単なるシンボルではなく、世界への扉を開く「知的な触覚」とも言える存在なのです。

語学学習や国際理解との親和性が高いのは勿論のこと、他にも国旗を使った活動には多肢にわたる教育的メリットがあります。

<国旗にふれるメリット>

 ●世界にはさまざまな国があり、それぞれに独自の文化や価値観があることを直感的に学べる。

 ●国旗とともにその国の位置や文化を学ぶきっかけになる。隣接する国々との関係を知ることにもつながる。

 ●国旗のデザインには歴史的・宗教的・政治的背景があり、それを学ぶことで異文化理解につながる。

 ●視覚的に国旗を捉えることでパターン認識能力が向上する。また、ゲーム形式にすることで楽しく反復学習ができ、長期記憶に定着しやすい。

 ●国旗のデザインについて考えることで、歴史や政治との関連を考察できる。

 ●国旗の変遷を調べることで、国の発展や国際関係の変化を読み取る力が養われる。

 ●新しい国の存在を知ることで、最新の国際情勢にも関心が及ぶきっかけになり得る。

このように、国旗を使った活動は、単なる遊びやゲームの枠を超えて、地理・歴史・文化・言語・数学・美術・批判的思考・協調性といった多くのカテゴリにまたがる学習機会につながる可能性を秘めています。視覚的な要素とゲーム性を活かした活動を工夫することで、楽しく学びながら世界への理解を深めることができるでしょう。

比較的よく知られた36ヵ国の国旗を扱った「世界一周国旗クイズ」

今回の国旗シート「世界一周国旗クイズ」は、単独でも遊べますが、スマイルスゴロク用のツールとして作成したものです。

「雪解けスゴロク」(スマイルスゴロク)とは、複数の小学校から入学してきた中学の新入生が4月から5月にかけて行うアイスブレイク的な交流用に作成したものです。そのマスの種類の1つに「世界一周クイズ」があるのですが、このクイズの難易度が少し高すぎたので、差し替え用として、より難易度の低い「世界一周国旗クイズ」を作ったということです。

「雪解けスゴロク」(スマイルスゴロク)は、これまでにかなりの数ダウンロードされています。カード類の準備が大変という声が多く聞かれたため、カード教材「花盛りトーク」については、すでに簡易版であるペーパー版を用意しています。

今回、カード教材「世界一周クイズ」の簡易版としてワンペーパーで準備に手間がかからない本シートを用意した次第です。

<シートに含まれる36ヵ国の一覧>

①ブラジル ②スペイン③ カンボジア ④メキシコ ⑤日本 ⑥マレーシア ⑦ラオス ⑧スリランカ ⑨モンゴル ⑩タイ ⑪アイスランド ⑫マラウイ ⑬ナミビア ⑭ナイジェリア ⑮ジャマイカ ⑯サウジアラビア ⑰ネパール ⑱カナダ ⑲スウェーデン ⑳ギリシャ ㉑インド ㉒ペルー ㉓ジブチ ㉔シンガポール ㉕スイス ㉖ドイツ ㉗韓国 ㉘バングラデシュ ㉙エジプト ㉚ベトナム ㉛イギリス ㉜ブータン ㉝フランス ㉞アメリカ ㉟中国 ㊱ポルトガル

「世界一周国旗クイズ」の教材イメージ

国旗クイズ画像
難易度低めの国旗クイズですが、マラウイ、ジブチ、ナミビアなど少し難しめの国も含まれています。

教材ダウンロード DOWNLOAD

「世界一周国旗クイズ」<36ヵ国版>ををdをダウンロードする〔PDF〕

スゴロク関連の記事もございますのでご覧ください。

 

スポンサーリンク

Twitterでフォロー

オススメの記事