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台風にも名前があった。トカゲが九州に接近!?
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台風にも名前がある

大きな台風が近づいています。今年の夏は台風が少なかったのですが、10号はかなりの被害が出そうだと見込まれており、今日明日で備えをしておきたいところです。

 私たちは通常、台風を1号とか2号とか数字で呼んでいますが、台風にも「名前」があることを皆さんは知っていましたか。

 なんと日本周辺の14の国と地域が参加する「台風委員会」なる政府間組織が台風名リストを作成しており、そのリストに基づき台風名が決められています。リストにはそれぞれの国と地域が10ずつ出し合った台風名が合計140有り、台風が発生すると順番に名前が使われます。

 日本名ではTOKAGEなんていう名前もあります。TOKAGE is approaching Kyushu.(トカゲが九州に接近している。)なんて書くと、いかにも大トカゲが九州を襲うような感じがして面白いですね。日本は他にUSAGI(ウサギ)、KAJIKI(カジキ)、KUJIRA(クジラ)等の台風名も出しています。他にも面白い台風名がたくさん有ります。ロンワン(龍の王)、ケーミー(蟻)、ウーコン(孫悟空)、ヴォンフォン(スズメバチ)、ドゥリアン(ドリアン)。ドリアンはタイが出した名前ですが、なんとも臭そうな台風です。

 今回の台風名は「ハイシェン(Haishen)」で、中国が用意したもので意味は「海神」です。

 大きな被害をもたらした台風などは、加盟国からの要請で、その名前を別の名前に変更することがあります。今回のハイシェンも、その可能性がありそうです。

「台風」と"typhoon"の関係

 ところで、「台風」を英語で言うとtyphoon(タイフーン)となりますが両者の発音が似ていて不思議に思いませんか。

 typhoonの語源はギリシャ神話の怪物 typhon(テュフォン)に由来するという説が有ります。 typhoonの発音(タイフーン)に合わせてか、日本では明治時代末に当時の中央気象台長により「颱風(たいふう)」と命名され、後に「台風」となったらしいです。

台風に関する色々な英語表現

これから台風が話題に上る機会が多くなるシーズンです。

台風に関する表現を紹介するので作文のときなどに参考にしてください。

Typhoon No.22 was born.
(台風22号が発生した。)

The typhoon hit Kyushu.
(台風が九州を襲った。)

The typhoon made us keep to our house all day.
(台風の為に1日中家にいなければならなかった。)

We've had many typhoons this year.
(今年は台風が多い。)

The sound of the typhoon's wind and rain was very frightening.
(台風の風雨の音がとても恐ろしかった。)

After a typhoon, a glowing sunset is beautiful.
(台風の後の燃え立つような夕日が美しいのです。)

The roof tiles were blown off in the typhoon.
(台風で屋根のかわらが飛んでしまった。)

There's a strong wind because of the typhoon.
(今日は台風の影響で風が強い。)

The typhoons we had this year were really awful.
(今年の台風は本当にひどかった。)

〔参考:ALC英辞郎/Asahi Press SENTENCE

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