生徒が新聞記者となって英語の記事を書く活動
生徒が新聞記者となり、英語で新聞記事を書く活動です。
今回は、ウィリアム・カムクワンバについての記事です。
ペアで協力しながらひとつの記事を完成させる初級編(新人研修版)と制限時間内に記事を量産する応用編(アクティブモード)を別にアップしていますが、今回は教師が用意したテーマについて生徒みんなが記事を書くスタイルです。
社内の記事コンペで競う設定で、賞を設けます。
fa-file-photo-o「私は新聞記者」(ウィリアム・カムクワンバ編)のワークシート
fa-file-text-o「私は新聞記者」の教材データ
<活動規模>小さい
<対象学年>中学3年
<所要時間>1時間~2時間
<準備の労力>大きい
<動静の程度>適度にわいわい
fa-lightbulb-o活動の流れと発展性
・社内記事コンペや最優秀記事賞のことに触れて、記事執筆の意欲付けをする
・取材対象であるウィリアム・カムクワンバの人生を大まかに説明
(ここで一度映画予告やTEDの動画を見せてもOK)
・英文の量や制限時間の確認をする
(20分5文程度であれば1時間に収まる。生徒の状況に応じて適宜調整する。)
●取材メモを書かせる
・三省堂のNEW CROWN3の「We Can Change Our World」を扱った後であれば、そのまま自由に書かせても十分に書ける。
・ワークシート内の<編集長の取材メモ>を参考にさせる。
・TEDの動画(下の資料欄にリンク有り)を見せ、そこからいくつかメモを作らせる。
(教師と生徒が共に内容を確認しながら、どのあたりが記事の内容として使えそうか吟味しながら見せる。難易度、低め。)
・TEDの動画が閲覧できるPCやタブレットを個人が自由に使える場合は、それを見ながら各自で取材メモを作らせることも考えられる。難易度、高め。
●記事を書く(教師は、机間巡視。作文を支援する。)
・「記事を書く」部分を宿題にすることも考えられる。
●編集長(ALTでもOK)にチェックしてもらう。
・全体で記事の発表会(または一定期間の掲示)をして、相互投票により最優秀記事賞を決することもできる。
●活動終了後、受賞記事を紹介する。スペースが許せば、全員分を掲示したい。
・「優良記事集」とし冊子にまとめ、互いの記事を読めるようにすると楽しそう。
fa-lightbulb-oウィリアム・カムクワンバに関する資料
19歳のカムクワンバ氏がTED GLOBALに出演時のもの。あらゆる言語で字幕のオンオフを設定可能。日本語スクリプトも一覧で確認できます。スピードも調整可能。操作も簡単。
22歳になったカムクワンバ氏が2度目のTEDステージで、人生を変えた発明品について語る。日本語のみ、英語のみ、両方でスクリプト表示可能。スピードも調整可能。
比較的シンプルな英語でのスピーチなので中3レベルの英語で十分に内容を把握できる。関係代名詞や現在完了を使っているのでいい復習になる。
映画「風をつかまえた少年」予告
予告の動画に加えていろいろな情報も収集できる。
ウィリアム・カムクワンバへの特別インタビュー記事(教師向け)
「週刊ダイヤモンド」によるインタビュー記事。
ウィリアム・カムクワンバについての詳細情報(教師向け)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による詳しい情報。
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「私は新聞記者(ウィリアム・カムクワンバ編)」のワークシート
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「私は新聞記者」の「最優秀記事賞シール」をダウンロードする
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