「ザ・早解き」で楽しみながらかつ集中してトレーニングができる
定期テストや入試では、どれだけ早く答えるかがカギになります。
テストの途中で「時間切れ」にならないためにも、英文は素早く&ていねいに書けるように日頃からスピーディーに書く訓練が必要です。タイムリミット(時間制限)の中で落ち着いて考える訓練も必要です。
「ザ・早解き」は、文字通り問題を解くスピードを競う活動です。楽しみながら、冷静に考え、素早く&ていねいに英文を書く練習ができます。
子どもたちが好きな活動の1つでみんなが一生懸命に取り組む活動ですが、2つ注意点があります。
1つ目は、スロー・ラーナーやアンダー・アチーバーへの配慮です。活動に取り残されることのないように声かけやルールの工夫が必要です。この活動の際は、教科書&ノート参照OK、iPadでの単語調べOK(翻訳NG)、席を動いて他の友だちと協力してOK、2人で一緒に取り組んでOKなどのルールが望ましいと思われます。
2つ目は、活動のやりっ放しにならないように振り返りの時間を確保することです。
5問版と10問版を用意しています。おすすめは5問版です。5問版、 30人程度の学級で教師1人の場合、30分程度の時間設定が1つの目安になります。全体の半分以上の生徒が終わった頃合いで振り返りに移るというやり方もあります。
文法別の既成版もいくつかあるのでご活用ください。課(レッスンやプログラム)の区切りに課の総復習として行うこともできます。
評価との親和性は高くはありませんが、一部の生徒の理解を測ることは可能です。
fa-file-photo-o「ザ・早解き」のイメージ
fa-file-text-o「ザ・早解き」の教材データ
<活動規模>小さい
<対象学年>全学年
<所要時間>1時間(正味の活動時間は20~30程度)
<準備の労力>少ない
<動静の程度>大きい、盛り上がる、ガヤガヤする
<おすすめポイント>
○課のまとめ、総復習、突然の自習の手当てにも有効。
○生徒は一喜一憂しながら問題にあたります。
fa-lightbulb-o「ザ・早解き」の流れ
① 第1問から順番に解いていきます。1問ごとに先生やALTがチェックします。
最初は、大文字、小文字、スペリング、符号など厳しめにチェック。
② 第1問に正解できた人は、第2問に移ります。できるだけ早く問題を解き進めます。
20分から30分程度で時間を区切ります。タイマーなどを活用します。
③ 早く全問正解を達成した順に、任意の順位まで黒板に記名して表彰します。
スタンプやシールなどを準備するとより盛り上がります。
④ 間違いが多かった個所などを全体で振り返ります。
最後に全体で振り返りができると授業が締まります。
fa-wrenchバリエーション及び発展性
●子どもたち自身に問題作成させて、グループごとに先生役になってもらい活動することもできる。この場合は、事前に教師が問題を添削する。
●編集用テンプレートを使えば、手書きでも入力でも短時間でワークシートが作れます。
●全問正解して活動を終えた生徒に、先生役をさせることも可能。
fa-arrow-circle-o-right「アシスタント・ティーチャー・カード」(先生役用名札)の記事を見る
fa-smile-o生徒の感想
●時間を気にしながら問題を解くのでドキドキする。
●問題の難易度がだんだん上がるので、自分の力が試せる感じがする。
●楽しみながら短い時間で問題を解く訓練になる。
●いつでも自由に先生やALTの先生に質問できるからやりやすい。
●スタンプゲットのために必ず10番以内に入りたい。でも抽選にはずれる。悲しい。
fa-download教材ダウンロード
編集用テンプレートをダウンロードする
【5問・手書きのオリジナル問題を印刷する場合】fa-file-pdf-oPDF(手書き編集用)
【5問・オリジナル問題を入力して印刷する場合】WORD(入力編集用)
【10問・手書きのオリジナル問題を印刷する場合】fa-file-pdf-oPDF(手書き編集用)
【10問・オリジナル問題を入力して印刷する場合】WORD(入力編集用)
既成の「文法別」問題シートをダウンロードする
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