ミャンマーはヤンゴン市の小道で一風変わった乗り物を見つけた。 道行く人に尋ねると「サイカー」という乗り物で、料金は交渉制、近距離の移動に使われるらしい。最低料金は500チャット（約50円）。 日本にも以前「人力車」というものがあったが、そんな雰囲気だ。 ヤンゴンの大通りは自転車やバイクが許可されておらず、市民は専らバス...

ベトナムのホーチミンで働く人々をたくさん見た。 日本語で「お兄さん、いかが～」とココナッツ・ジュースを売り歩く青年。 ひとりで絵葉書を売り歩く少女。 夜中まで観光客相手にガムを売る少年たち。 土産屋で手作りの雑貨を売る少女たち。 ホテルの前で客待ちをするバイクタクシーのおじさん。 毎日を生き抜くために必死に働く彼らだが...

香港の繁華街に立ち、猥雑な雰囲気を放つこの怪しい建物は世界的に有名な重慶大厦（チョンキンマンション）と呼ばれる建物だ。 この写真は2005年に撮影したもの。 私の第一印象は「強風が吹いて室外機が落ちたら危険だ、この建物の下を歩きたくない」だった。 ネイザンロード（弥敦道）に面するこの複合ビルは古き良き香港を今に伝える歴...

ラオスの小さな田舎町ナムグンにはまだ電気も水道もなかった。 夜は蝋燭（ろうそく）に火を灯し部屋を明るくする。裕福な家庭には発電機があり蛍光灯が使える。 水は大きな水がめに雨水を蓄える。洗濯や料理に使う水を井戸から汲むことが多く、水汲みは子どもに任される。 洗濯機がないと洗濯も結構面倒な作業となる。慣れないとなかなか汚れ...

ラオスの子どもたちは天真爛漫だった。 彼らは実によく家事の手伝いをする。井戸への水汲み、食事の準備、食器洗い、小さい子どもらの子守りなどは、子どもに与えられた日常的な仕事だが、同時にこの国で生き抜くための準備のようにも思われた。 ある少女はミシンを上手に使いながら、学校で使う黒板消しを作っていた。自分の教室に持っていく...

タイの古都チェンマイでは、ナイトバザールはツーリストにとっては外すことのできない人気スポットである。 多くの地元民や旅行客で賑わうマーケットの一角で絵を描いている画工を見かけることがある。彼らは写真を見ながら人物や仏像をそっくりに描きあげる。 私が見かけたこの男性も、写真の中に移った可愛らしい少女を見ながら、コピーマシ...

タイ北部の小さな町、チェンコーンでお世話になったバンブー・リバーサイド・ゲストハウス。 ゲストハウスとは、気軽に泊まれる安宿のこと。 このゲストハウスの部屋は150Bと250Bの2種類。「250の方は雨が降っても平気だよ」と言うおばちゃんの言葉で250B（750円）の部屋に決定。 トイレ＆シャワー付きで、お湯も出る。部...

 タイでも都市部を中心にインターネットルームが人気を博している。 比較的小さな部屋に数台のパソコンが設置されており、利用者はパソコンの使用時間に応じて料金を支払うシステムとなっている。 インターネットの他に各種ゲームも利用できる。ここが近所の子どもたちの溜まり場になっており、学校が終わった後や休日などには、ここでドリン...

私が英語を勉強してきて良かったと感じる場面。 それはやっぱり「旅」です。 英語は、旅のいろいろな場面で役立ってくれます。英語を通して、現地の人々と交流したり、未知の文化や風習に触れることができます。旅の魅力は何と言っても「刺激」です。 旅先での驚くべき出来事や新しい発見、素敵な人々との出会いは刺激的であり、私たちの好奇...

タイには、山岳民族、チャイカオ （山の民）と呼ばれている少数民族がいくつかある。 約35万の人口を持つカレン族を筆頭に、モン族、ラフ族、ヤオ族、 アカ族、リス族、ティン族、カム族、数十名程しかいないムラブリ族など。 それぞれが独自の文化、言語、 信仰を維持しながら山地で静かに暮らしている。 水道も電気もないこの村で、私...