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今、家庭における英語学習の最適解は、NHKラジオ基礎英語
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優良教材、NHKラジオ基礎英語を活用する

新コロナウィルスによる休業が続く中、子どもたちは家庭でどのように学習に取り組んでいるのでしょうか。我が家では、家庭訪問で担任の先生からいただいた課題に取り組んでいますが、机でもくもくと勉強することに飽きたと言っています。無理もありません。勉強時間は、平日2~3時間程度で、土日は休みにしているようです。

そのような中で、自宅待機中の生徒に向けたメッセージ動画や独自の授業動画などを作成する動きが加速しています。先日、私の勤務校でも、生徒に向けたメッセージ動画を撮影しました。歌を歌ったり、励ましのメッセージを伝えたりしました。

新聞でも、オリジナルの授業動画を作りはじめている学校や地域がよく紹介されています。

イレギュラーな状況で可能な工夫をすることは大事なことだと思います。しかし、すでに使える安価で優れた教材があるのであれば、それを活用しない手はないでしょう。より少ない費用と労力でより大きな成果を望めるからです。

今、家庭における英語学習について考えるとき、NHKテキストの活用が考えられます。中学生であれば「基礎英語1・2・3」が最適でしょう。通常時の学校と同様に放送は毎日ありますし、何よりテキストや放送内容のクオリティーは折り紙つきです。

今回、課題として生徒に取り組ませるために「NHKラジオ基礎英語ウィークリーまとめ用紙」を作りました。

基礎英語は、月曜日から金曜日の毎日15分間の放送で金曜日が復習日となっています。A4用紙1枚で、月曜日から木曜日に学習する基本文を書いて確認する欄と基本文やストーリー本文の音読回数を○で囲んで報告する欄を設けたプリントです。

まだ異動したばかりで生徒の様子もよくわからないので、最初は随意に取り組ませようと考えています。提出4枚(1か月分)ごとにスタンプを押すなどの励ましがあってもいいかもしれません。

「まとめ用紙」のイメージ

「まとめ用紙」を使った学習の進め方

〔まず最初に〕
名前、学習週、今週のCAN-DO、取組曜日の○を記入する。
「今週のCAN-DO」を記入しましょう。「何ができるようになるのか」を意識しながら学習することが大切なのでテキストでしっかり確認して書きます。基礎英語1・2・3で、それぞれ示し方が異なっています。
基礎英語1では、「This Week's CAN-DO」と示しています。
基礎英語2では、週別のCAN-DOは示していないので、レッスンごとのCAN-DOを書きましょう。(CAN-DOがないレッスンもあります)
基礎英語3では、「Weekly CAN-DO」と示しています。

〔STEP1〕
まずテキストの指示どおりにその日の内容を学習しましょう。

〔STEP2〕
復習スペースにToday’s CAN-DOなどの基本文を練習しましょう。
基礎英語1・2・3で、いわゆる「基本文」の示し方が異なっています。
基礎英語1では、「Today’s CAN-DO」で示しています。
基礎英語2では、「Today’s Point」で示しています。
基礎英語3では、「Weekly CAN-DO」や「Today’s Grammar」で示しています。

〔STEP3〕
基本文やストーリー本文を声に出して読みましょう。5回以上を目標に、最初はゆっくり丁寧に読みながら、慣れてきたらスピードアップします。

〔STEP4〕
プリントには〔STEP3〕までしかありませんが、「お気に入り表現ノート」を作ることをおすすめします。「この表現は便利だな」とか「これ言えるようになりたいな」と思った表現をストックしていくためのノートです。パソコンやスマホに記録してもいいでしょう。

「ラジオ基礎英語ウィークリーまとめ用紙」のダウンロード

「ラジオ基礎英語ウィークリーまとめ用紙」をダウンロードする(PDF)

生徒が家庭で取り組める効果的な学習活動として「単語力を強化する活動『私は修行僧』(先生向け)」もおすすめです。

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