
ラオスの小さな田舎町ナムグンにはまだ電気も水道もなかった。
夜は蝋燭(ろうそく)に火を灯し部屋を明るくする。裕福な家庭には発電機があり蛍光灯が使える。
水は大きな水がめに雨水を蓄える。洗濯や料理に使う水を井戸から汲むことが多く、水汲みは子どもに任される。
洗濯機がないと洗濯も結構面倒な作業となる。慣れないとなかなか汚れが落ちてくれない。
食事の準備や食器洗いを手伝っている子どもの姿もよく見かけた。子どもにも各自の分担があるようだ。子どもは実によく家事の手伝いをしていた。
冷蔵庫がないため料理に使う食材が新鮮で食事が美味かったのが意外だった。