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学習者の積極性や学習に対する手応えを可視化する「単元のふり返り」
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学習者の積極性や学習に対する手応えを可視化する「単元のふり返り」

「学習者がどのような意識・気持ちで学習に臨んでいるか、教師にとって観察が難しい部分をさぐる手掛かりのひとつとして「単元のふり返り」を作りました。

主に「主体的に学習に取り組む態度」の評価資料として参考にしたいと考えています。

特定の領域のみ指定して書かせることもできます。それぞれの使い方でご活用ください。

「主体的に学習に取り組む態度」の評価については、

①粘り強い取組を行おうとする側面
②自らの学習を調整しようとする側面

から評価するとされていますが、例えば、生徒が「勉強がうまくいかなかったり授業でわからないことがあったりしたとき、どう解決したか」という部分は、①②について評価する手掛かりになると思われます。

抜粋画像
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料・中学校外国語より

他の質問に関しても、生徒自身が自分の学習を省みながらそれを修正したり改善したりする材料になり得るでしょう。

また、教師自身の指導改善につながるヒントを得られることにも期待します。

教材イメージ

単元のふり返り画像
片面のみのAタイプ

転用のためのテキスト

先生方が作成するワークシート等のスペースが許せば、それぞれのワークシートに振り返りの設問をつけることも考えられます。

例えば、英作文がメインのものであれば「書くこと」の設問を、発表がメインのものであれば「話すこと・聞くこと」の設問をつけておけば評価の材料を得られるでしょう。

コピペ用に、シートの内容をテキストで記しておきますので、手作り教材のふり返り欄にご利用ください。

【1】各領域における自己評価
〔◎: できた ○: まあまあできた △: 少しできた ✕: できなかった〕

「読むこと」について
①わからない部分があっても粘り強く読み進めた(予測しながら・何度も繰り返し)
②おおまかな内容を理解できた
③内容に関して自分なりの考えや意見を持つことができた
④友だちと内容についての感想を交流できた

「書くこと」について
①誰に何を伝えるためのものかを意識しながら書けた
②あらかじめ書きたいことを整理して書けた
③授業ですでに学習した文法を思い出しながら書けた
④難しいと感じた部分も辞書・教科書・ワークなどを活用しながら書けた

 「話すこと・聞くこと」について <小活動や発表におけるもの>
①相手の目を見ながら十分な声量ではっきりと話せた
②相手の理解度に気を配りながらスピードや言葉の選択を調整できた
③相づちを打ちながら共感的に相手の話を聞けた
④相手との会話・やり取り・発表などを楽しめた(楽しさ・充実感・達成感)

【2】学びの姿勢に関する自己評価
〔◎:できた  ○: まあまあできた  △:少しできた  ✕:できなかった〕

①自分なりに工夫をしながら主体的に学習に取り組めた
②地道な練習を軽視せず、簡単にあきらめることなく、粘り強く学習に取り組めた
③授業や家庭学習を通して自分の英語力アップを実感できた

◎勉強がうまくいかなかったり授業でわからないことがあったりしたとき、どう解決しましたか。

◎あなたにとっての「新たな課題」や「今後がんばりたいと思うこと」が見つかりましたか。具体的に書こう。〔タイプBのみ〕

教材ダウンロード DOWNLOAD

A4サイズ片面印刷用のタイプAと同サイズ両面印刷用のタイプBを用意しています。

『単元のふり返り』〔中学生用〕片面〔Aタイプ〕をダウンロードする

『単元のふり返り』〔中学生用〕両面〔Bタイプ〕をダウンロードする

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