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タイ&ベトナム旅日記2025<第6日目>/Daily Travel Report: Day06
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2025旅日記について

シネマトバトル・ワールド・コンテスト(CWC)の協力者探し・教材の素材収集・命の洗濯を主な目的とした約2週間のアジア1人旅の記録です。前半はベトナム中部のダナン・ホイアン・フエ、後半はタイのバンコク。後半、アジ研メンバーと合流予定。

20代の頃にホーチミンを訪れて以来の訪越、中部地方は初訪問。がんばって旅の記録を記します。今年もお便りを頂ければリアルタイムでブログに反映します。

<日程と移動ルート>
01日目@ダナン(Da Nang)
02日目@ダナン(Da Nang)
03日目@ダナン(Da Nang)
04日目@フエ(Hue)
05日目@フエ(Hue)
06日目@ダナン(Da Nang)
07日目@バンコク(Bangkok)
08日目@バンコク(Bangkok)
09日目@バンコク(Bangkok)
10日目@バンコク(Bangkok)
11日目@バンコク(Bangkok)
12日目@バンコク(Bangkok)

<素材収集の視点>
・旅の中で教材化につながるような素材を収集する。
・写真はフォトランゲージとして、雑貨や工芸品はモノランゲージとして教材化する。
・異国の不思議や感動を子どもに伝え、子どもの興味関心をグローバライズする。
・考える足掛かり、気づくための足掛かりになるような教材を意識する。

1.本日の日記、2.旅のスナップ、3.旅メモ、の3項目でお届けします。
ご質問などございましたらお気軽に記事下のフォームよりお願いいたします。

1.本日の日記 *活動・感想・気づき*

フエからダナンへ ― ハイヴァン峠越えの列車旅

まだ夜明けの名残が残る午前5時、目覚ましと同時に起床。

この日は7時5分発の列車でフエからダナンへ向かうため、1時間前には駅に着く計画。昨夏、ラオスでルアンパバン行きの列車を逃して旅程が1日ずれ込んだ苦い経験があり、それ以来、早めの行動を信条としている。

身支度を整えてレセプションでチェックアウトを済ませる。

朝食は6時30分からなので諦めていたが、食堂に立ち寄るとコーヒーサーバーの赤いランプが点灯しているのを発見。スタッフに「コーヒーだけいただけますか?」と尋ねると、快く了承してくれた。

カップを手にしていると、その男性スタッフが「朝食もお作りできますが?」と声をかけてくれる。

早朝出発の旅行者にも柔軟に対応してくれる、ありがたいホテルだ。とはいえ、駅の様子が気になったので丁重にお断りして外へ出る。

外は意外なほど涼しく快適な気候だった。

昨夜の賑わいが嘘のように通りは静まり返っている。呼んだ車は3分もせずにやってきた。

川沿いの道を走る車窓には、朝の風景が広がる。まだ6時前だというのに、川沿いの芝生広場では多くの人がエクササイズをしている。若者のグループもあれば年配の集まりもあり、その脇で子どもたちがバドミントンやサッカーに興じている。

昨夜遅くまでピクニックをしていた子たちかもしれない。いつ寝てるのか?睡眠不足では?と余計な心配をする。

ここに住む人々は、夜に好んで活動しているというより、暑い日中を避けて、涼しく快適に過ごせる時間帯を最大限に活用しているのだろう。

まもなく駅に着く。想像よりはるかに小さかった。

係員にスマホ画面のチケットを見せると待合室No.2で待つように案内される。混雑もなく待合室にはまだ2,3人しかいなかった。

やがてベトナム語と英語のアナウンスが流れる。英語の発音は明瞭で、クイズ教材に使えそうだと録音してみる。鉄道好きの生徒のために先頭車両の写真も数枚撮影。

驚いたことに、フエ駅は線路を直接横切って向かい側のプラットフォームに移動する方式だ。大丈夫なのだろうか。

そして、各車両の入口に係員が待っていて、乗車時に切符を確認する。

指定された3号車の19番シートを見つけると、革張りのゆったりとした座席で、頭上にはエアコンの送風口と充電用コンセントが備えられている。

ブラウン系のボタニカルな壁紙が配され、荷棚にはベトナム国旗が飾られている。

観光列車なのだろうか。出発までにほぼ満席になったが隣席は終始空席で、車内は快適そのものだった。

ふと、旅行代理店の女性が「ハイヴァン峠からの景色はとても美しい」と話していたのを思い出す。期待が高まる。

前方の車両から音楽が聞こえるので足を運んでみる。そこでは華やかな衣装の女性が歌い、スナックやドリンク、肉まんのような軽食が販売されていた。電車の中でのミニ歌謡コンサートとは斬新だと感心した。

ちなみに座席にはソフトタイプとハードタイプがあり、後者は文字通りハードな木製ベンチでエアコンなしだとか。事前に選択肢を聞かれなかったが、ソフトタイプで良かった。

歌を聞いたり写真を取ったり日記メモをつけたりするうちに、あっという間に2時間が過ぎていた。列車はランコー駅に到着。停車時間が10分あるとのアナウンスだったので車外に出て深呼吸。小さな小さな駅で、おばさんが氷入りのジュースを売っていた。

電車が再び動き出し、しばらく進むと左手に美しいランコー湾(Lăng Cô Bay)が見えてきた。これは確かに絶景だ。この景色を楽しむなら左側の座席が断然おすすめ。

Taking the train from Hue to Da Nang, crossing the breathtaking Hai Van Pass in central Vietnam.

数十分もすると遠くにダナンのビル群が見えてきた。まもなくダナン駅に到着。

ダナン駅も、やはり線路を横切って駅舎へ移動する方式だった。

快適な3時間の列車旅。バンではなく電車にして正解だった。

ダナン最終日の午後 ― ビーチを散策

チェックインにはまだ早い時間だったので、バックパックをホテルに預け、近所のハイランズカフェへ。

旅の記録を書き進めているうちに、あっという間に3時間が過ぎ、チェックインの時間になった。

今回選んだのは、旅も後半に差しかかる頃の疲れを癒やすために予約していた、ビーチ近くの中級ホテル。

実際は全然疲れてはいなかったが、やはりきれいな部屋に入る瞬間は気持ちが晴れやかになる。部屋の窓からは海の一部が見え、空にはパラセーリングのカラフルなパラシュートが浮かんでいた。

遅めの昼食は、近所で見つけたベトナム料理店へ。

手頃な価格でエネルギー補給を完了し、食後の5000VND(約30円)のアイスティーを飲みながら、「ダナン最終日にやり残したことはないか」と考える。

ふと気づいたのは、「海の街ダナン」に来ておきながら、まだ一度もビーチに足を運んでいなかったこと。

泳ぐつもりはなかったが、移動日であまり歩いていなかったので、運動がてら海辺を散歩することに。

ホテルからは徒歩5分。サンダルで砂浜に立つと、目の前にはどこまでも続く長い海岸線が広がっていた。

最初は、端から端まで歩いてみようと考えていた。

しかし、調べてみると、ダナンの海岸線は市の北端・ソンチャ半島の付け根から南端・ホア・ハイ地区まで約30km。観光客に人気のミーケビーチからノンヌォックビーチでも約10〜12kmあるという。

端から端まで歩くのは到底無理だと悟り、30分ほどで散策を切り上げた。

砂浜では、砂の山を作る人、海で泳ぐ人、日光浴を楽しむ人、そしてバナナボートやパラセーリングでアクティブに遊ぶ人たちが、それぞれの時間を過ごしていた。

帰り道におやつとドリンクを買い、ホテルに戻ってすぐシャワーで砂を洗い流す。水圧も良好で、文句なしの快適さ。

明日の出国に備え、タイのアライバルカード手続きをオンラインで済ませなければ。

もう手持ちのお金がないけど、出国税とかあったら面倒だな…。

2.旅のスナップ *本日撮影した写真から*

◆ハイヴァン峠から臨むランコー湾<A view of Lang Co Bay from Hai Van Pass

うわさ通り、素晴らしい眺めでした。頭の中で、世界の車窓からのBGMが流れてきました。

3秒の動画ですがどうぞ。

3.旅メモ *今後また同じ場所を旅する自分や誰かのために*

○ダナン駅<Da Nang Station>
南北を結ぶ統一鉄道(Reunification Express)の主要停車駅の一つ。ハノイやホーチミンはもちろん、中部の観光地フエやニャチャンなどへのアクセス拠点となっている。駅舎は比較的コンパクトだが、待合室、切符売り場、売店、タクシー乗り場など基本的な設備が整う。市内中心部から近く、観光や移動の拠点として便利な立地。

○フエ駅<Hue Station>

南北を結ぶ統一鉄道(Reunification Express)の主要停車駅の一つ。ダナンやハノイ、ホーチミンなどへの長距離列車が発着し、ハイヴァン峠越えの景勝ルートの出発点でもある。駅舎は小規模ながら、待合室、切符売り場、簡易売店、タクシー乗り場などの基本設備を備える。

4.ご質問・ご感想 *リアルタイムで届きます*

可能な範囲でご質問にお答えさせて頂きます。個人情報等は、公開されません。

    <任意> ※添付なしでも問題ございません。
    Please show us pictures from you. If possible, please include one photo of yourself.
    (教材として使わせていただいてもよい旅行の写真などがあればお送りください。)

    Thank you very much.
    許可なしに写真を公開することはありません。ご協力ありがとうございました。

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