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「私はインタビュアー」(オンラインでゲストにインタビューする活動)
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オンラインでゲストにインタビューしよう

コロナ禍で私たちの活動が大きく制限されています。

そんな今だからこそインターネットの強みを活かした活動を積極的に展開していきたいものです。

遠く離れた人々とのコミニケーションは子どもたちの好奇心を刺激してくれます。

国内外の色々な人々にインタビューして見聞を広めましょう。

インタビュー活動の大まかな流れ
①「私はインタビュアー」のワークシートを記入しておく
・インタビューの内容を英語で聞く準備
・冒頭のあいさつの仕方やお礼の言い方も確認しておく
・大きな声で質問する練習、返答に対してどんな切り返しをするのか想定しておく
②相手方にアポイントを取る
・日時、所要時間、質問内容を伝える
・必要に応じてミーティングIDやパスワードを伝えておく(ZOOM)
③LINE, FACEBOOK, ZOOMなどで連絡を取りインタビューをする
・プロジェクターを使ってスクリーンやホワイトボードなどの大画面に投影する
・ZOOMの場合はミーティングIDやパスワードの確認をしておく

教材イメージ

通常版には、「接続情報」と「感想欄」があります。

インタビューの相手さえいれば短時間でも充実した活動が期待できる。

 

下のイメージは、「接続情報」と「感想欄」無しのシンプル版。あらかじめ相手の写真と質問を書き入れたものを配布する方法もあります。

ワークシート画像
「接続情報」と「ふり返り欄」無しのシンプル版。あらかじめ相手の写真と質問を書き入れたものを配布する方法もあります。

こんなインタビューができたら面白そう!

例えば、教科書が三省堂「NEW CROWN ENGLISH SERIES」の場合、次のようなインタビューが考えられます。

・教科書で琴やバグパイプなど珍しい楽器が話題になっていた。
→その楽器を実際に演奏できる人にインタビューしたり演奏を聴かせてもらう

・教科書で車いすバスケットボールなど珍しいスポーツが話題になっていた。
→そのスポーツの選手に車いすバスケットボールの魅力についてインタビューする。

・教科書で寿司が話題になっていた。
→外国でも寿司が食べられているかインタビューして確かめる。

・教科書で地雷が話題になっていた。
→地雷撤去の活動をしている人にインタビューして地雷についての疑問点をたずねる。

・教科書に日本のアニメやマンガが外国の若者に人気だと書かれていた。
→外国の若者にインタビューして本当にそうなのか確認したい。

インタビュー活動は、日頃から勉強している英語がリアルなコミュニケーション・ツールとして役立つか検証する絶好のチャンスになるでしょう。

三省堂「NEW CROWN ES3 Lesson5」では、the Crown Newsのインタビュアーが外国で英語落語をしている大島希巳江さんにインタビューするシーンがあります。

このレッスンで、インタビュアーが使う表現などを確認して実際に生徒自身がインタビューするような活動ができれば理想的でしょう。

このLESSONでは、

I'd like to ask you a few questions.
Is that true?
Thank you for your time.
I've enjoyed talking with you.

などの便利な表現を押さえておきます。

1対1、少数対少数であれば短時間でも気軽にできる

このインタビュー活動が便利な点は、質問が1つや2つでも短時間で気軽にチャンレンジできるところです。

インタビューをしたい日時を決めて相手方にアポイントを取ります。この時におよその所要時間や質問の概要を伝えておくと本番のインタビューがスムーズに進むでしょう。

クラス対クラスの交流だと準備にある程度の時間を要しますが、1対1或いは少数対少数であれば準備の負担も小さく短時間で気軽に取り組める魅力があります。

最初のうちは、先生がインタビュアーになって相手に質問して、生徒が内容を記録するところから始めてもいいかもしれません。

先日、私たちがインタビューをしたタイの女性は、出勤前の車の中からインタビューに応じてくれました。車窓から少し街の様子が見えていました。

・Do they have sushi in Thailand?
・Do they have many sushi shops in Thailand?
・Do you know wasabi?

上記のような質問をいくつかして10分程のインタビューが終わると、彼女は「I'm going to work now. See you.」(これから仕事に行くわ、またね。)と言って仕事に向かいました。

教室という空間がどこか遠くの別の空間とつながるわくわく感は、子どもにとって心地よい刺激になりますし、コミュニケーションへの意欲が大きく膨れ上がります。

日々教室の中で勉強する「英語」が、生きた言語ツールとして人と人をつなぐ便利ものだと実感します。

インタビューの相手は、日頃から意識してアンテナを張っておく

人脈を駆使してインタビューに協力してくれる人をキープしておくのがおすすめです。

故郷へ帰国したALTの先生や旅行先で出会った外国の友達など、英語科の教員であれば外国人の友だちや知り合いに相談するのが近道でしょう。

「学校の授業でインタビュー活動をしているんだけど、機会があれば授業で生徒がそちらに電話をかけてもいいですか?」と下話をしておくとよいでしょう。

また、インターネット上のSNSや交流用の掲示板の活用も考えられます。英語教師が集うFACEBOOKグループなどもあります。

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