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英語科の授業における生徒自己評価20項目
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授業のルールや意識してほしいことを明確に示す

「言わなくても当たり前のことだからわかっているだろう」と考えていることが実はあまり伝わっていないことはよくあることではないでしょうか。

特に、授業のルールや教師が生徒に望むことなどは明文化して確認することが大切だと思います。

今日は、自己評価20項目(意識してほしいこと)の掲示物と評価シートを紹介します。

掲示用。

◆「自己評価20項目掲示用」〔PDF〕をダウンロード
◆「自己評価20項目掲示用」〔WORD〕をダウンロード

自己評価20項目(いつも意識してほしいこと)

5つの場面において生徒に望むことをまとめたものです。

<授業の始まりについて>
チャイム着席する。
大きな声であいさつをする。
授業日の日付と曜日を英語でどう言うか事前に確認する。

<授業態度について>
学ぶ意欲と興味を持って楽しみながら授業を受ける。
授業道具を忘れずに持参して授業にのぞむ。
ウォーミングアップのペア活動では日本語を使わずに英語のみで話す。
勝手なことや授業に関係のないことをせずに集中して学習する。
先生の話や問いかけに対して積極的に反応する(応答や挙手など)。
私語や手遊びをせずに授業に集中する。
教室英語(クラスルームイングリッシュ)を積極的に使う。
先生やCDのモデルをできるだけ真似て英語を発音しようと意識する。
授業で覚えた英語を校内外で積極的に使う。
ALTの先生に積極的に話しかける。

<家庭学習について>
毎日欠かさず復習(読む・書く)をする。
忘れずに予習(単語調べと本文書写)をする。
授業が行われたその日のうちに家庭でワークを使って復習する。

<試験について>
試験(実力/中間/期末/学年末)に向けて充分な準備をする。
試験や小テストで間違った問題はワークの解説ページを読んで復習する。

<課題について>
課題は期限内に提出する。
課題や授業道具を忘れたときにはごまかすことなく自ら申告する。

学期末にこれらの項目について自己評価する旨を事前に伝えます。

さらにこれを掲示した上で、ときどき授業の中で触れると生徒の意識を高く保てるでしょう。

この20項目の中から、特に頑張りたい項目を生徒たちに選ばせて意識を高める方法も効果的です。

管理的な雰囲気を嫌ってこの種の掲示物を敬遠する先生方もいらっしゃると思います。それぞれの先生方のお考えで判断のうえ、ご活用いただければと思います。

自己評価の回答のさせ方により、自己評価を点数化させたり、集計して全体での達成率を見える化(グラフ)することも可能です。

◆発展◆ 自己評価を点数化する

学期末に自己評価させ、5点×20項目=100点満点で採点させることもできます。
この場合、回答のさせ方は以下の通り。

「あてはまる」← 5 ― 4 ― 3 ― 2 ― 1 →「あてはまらない」

学期末の振り返りに。

◆この振り返りシートをダウンロード〔PDF〕

◆発展◆ 自己評価を集計して全体の達成状況を見える化する

生徒の自己評価を集計してクラスや学年全体の達成状況を見える化することができます。すでに紹介済みの「アンケート集計用エクセルファイル」に生徒の回答(1~4)を入力すれば簡単に横棒グラフで確認ができます。

この場合は、回答を〔1できている 2だいたいできている 3あまりできていない 4全然できていない〕というように4択に編集します。〔編集可能なワードファイルをダウンロード〕

ダウンロードの注意点
pdfファイルをダウンロードする場合
フォントの有無に関係なくデザイン正しく表示されますが、編集はできません。pdfファイルで仕上がりデザインのイメージを確認して、編集が必要な場合はwordファイルをダウンロードして編集してください。
wordファイルをダウンロードする場合
お手持ちのPCに該当wordファイルに使用されているフォントがインストールされていない場合、開いたときに文書内のデザインが崩れて表示されますが、正しく表示されていないフォントを変更することでデザインの崩れを修正できます。お好みのフォントに置き換えてご利用ください。
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