1人1台端末を活用した「夏休みの思い出」エッセー・動画コンテスト
いよいよ夏休みに入ります。
GIGAスクール構想の流れに沿ってデジタルとアナログを融合させた授業が日々模索されていますが、今後は長期休業の課題にも端末を活用するケースが増えると思われます。実際に端末を使って課題を工夫したいと考えている先生方の声も届いています。
文科省から都道府県教委等にあてた事務連絡(令和4年6月23日)「GIGA スクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用に向けた夏季休業期間中の取組について」において、「夏季休業期間中に1人1台端末等を活用して、基礎的・基本的な内容の定着を図るための学習を効果的・効率的に実施したり、より創造的な課題に取り組ませたりすることも考えられます」と書かれてあります。
そこで、こんな課題があったら楽しいだろうなと思う課題を考えてみました。端末の持ち帰り許可の状況はまだまだ地域差が大きいのが実情ですが、端末利用に関する諸条件が整っている学校であれば実施可能でしょう。
長期休業中に端末を持ち帰らせることが可能な場合、夏休みの「思い出ショートムービー」を提出させる課題はいかがでしょうか。
過去形など特定の文法にフォーカスして練習させたいのであればエッセーも有効ですが、音声による実況や動画中に字幕で表示させる方法も考えられます。
大規模校では活動後に膨大なエネルギーを要する評価を敬遠して動画課題の提出を敬遠するケースもあると聞きます。そういう場合、活動自体を評価材料とせずに自由参加のイベントにしてわいわい楽しむやり方も一興かもしれません。
ネット上やアプリ上で入賞者や他生徒の作品を自由に鑑賞できるような環境を構築できれば、多くの生徒が楽しみながら英語で「表現する練習・聞き取る練習」が満喫できそうです。
今回の記事はアイデア・メモとしてのポスター・デザインがメインであり、実際に実践したものではありません。よってリアルな詳細設定をお示しすることができませんことをご了承ください。
実施要項の設定例
応募要項
●対象学年:2学年
●主 題:「夏の思い出」(My Summer Memories)
●応募期限:8月15日(月)16:00迄(期限厳守)
●提出方法:ロイロノート・スクールにて#年#組の提出箱「My Summer Memories」に提出
作文&動画の条件
●エッセーは6行以上の英文であること
●文中に動詞の過去形を3つ以上用いること
●動画は1分以内にまとめます。編集してもOK。
●動画の中に映っているものについて英語で説明を加えながら撮影します
審査及び賞
●グランプリ(1点) 準グランプリ(2点)を英語科が選出します
●ALT特別賞(5名)を○○先生が選出します
●入賞者には賞状と副賞「永久課題免除券」を進呈
「夏の思い出」エッセー・動画コンテストのポスター・イメージ
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