ロボット博士となり開発したロボットの魅力を伝える活動
私たちの実生活のあらゆる場面でロボットが活躍し始めています。お店の受付をするロボットやレストランで料理を運ぶロボット、人間と会話をするロボットもいます。工場で野菜を作ったり、動物や人間の世話をするロボットもいます。
ロボットは、これからの日本の課題でもある人口減少や少子高齢化に伴う人手不足の問題を解消してくれるでしょう。また、新コロナ時代とでも呼ぶべき新しい社会の形成者の一員としてそれ以外にも様々な仕事をこなしてくれる頼もしい存在となるでしょう。
今回は、生徒がロボット博士となり開発したロボットの魅力やそのロボットができることをアピールするクリエイティブな小活動です。
【基礎編】
関係代名詞を使った初級の作文練習です。ロボット博士として自分の開発したロボットができることをアピールする設定です。
文法導入した直後にロボットのアイデア交流を通して関係代名詞を使った色々な文に慣れるための小活動用です。
2文の作文なので短時間で書かせることができますが、クリエイティブな内容を期待して少し余裕を持たせた時間設定をしたいところです。
宿題として家庭で書かせて、授業では交流にフォーカスする方法もアリかと思います。
【エッセー編】
「関係代名詞」の文法指定をしていますが、ロボットは助動詞canや分詞の後置修飾などの文法とも相性が良いテーマです。
文章量や文法などはワード版で自由に設定してご使用いただけます。
ロボットをテーマにしたエッセーコンテストも盛り上がります。
「私はロボット博士」の教材イメージ
「私はロボット博士」の教材データ
<活動規模>【基礎編】小さい 【エッセー編】中くらい 【エッセーコンテスト】大きい
<対象学年>中学3年(文法を変更すれば他学年でも使用可能)
<所要時間>1時間
<準備の労力>小さい
事前に動詞表現の復習をすることで活動がスムーズに進みます。既習の動詞群や【基礎編】のワードバンクをお使いください。
<活動の流れ>
●生徒は関係代名詞を使い、ロボットのできることを2つ書く。
●ロボットAとロボットBのどちらが好みか互いにたずね合う活動をする。
※AB2種のロボットのアピールを暗唱させるとベター。
●面白いアイデアのロボットを取り上げ全体でまとめをする。