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帯活動教材「ベックス」を使って効率的に基礎事項を定着させる方法
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帯活動教材「ベックス」(BECS)とは

基本事項の定着に欠かせない帯活動の専用教材を作っています。

基本的な英語をチェックするためのシート(Basic English Check Sheet)の頭文字をとってベックス(BECS)と呼びます。

英単語や熟語、基本文や教科書に含まれる動詞表現などを6題から60題の問題にまとめたもので、毎時間の授業の冒頭や終末に帯で復習します。

流れを固定して日常的に同じ活動を何度も繰り返すことにより、最低限の指示で素早く活動できるようになります。

生徒が慣れると短時間で密度の濃い活動になっていきます。

BECSの例

①熟語表現等30件タイプ

G2-06の表記は、2年生の6月頃から使用可能という意味です。

G2-06の表記は、2年生の6月頃から使用可能という意味です。BECS教材が増えてきたときにファイル名にこの記述を含めておくと管理が容易になります。

②複合タイプ

G1-09の表記は、1年生の9月頃から使用可能という意味です。

G1-09の表記は、1年生の9月頃から使用可能という意味です。

BECS教材が増えてきたときにファイル名にこの記述を含めておくと管理が容易になります。

薄ピンクで答えを記入しているのは赤シートで答えを隠すためです。複合型は、問題数が多いため、帯活動のときは範囲を設定して(例えば、上部2ブロックのみ)行うことも可能です。

BECSを使った帯活動の具体的な流れとその発展性

①まず「BECS start!」と号令を出す

この指示で生徒は起立してBECSの英単語や基本文をそれぞれ2回ずつ読んで練習します。

内容によりますが2,3分で練習を終え、終わった順に生徒は着席します。

全員が着したら次の指示を出します。

②「Please make pairs and challenge five questions.」と指示を出す

生徒はペアを組んで練習したシートの中から5題を出題し合う。

「How do you say Sunday in Japanese?」、「It’s 日曜日.」といった感じで進める。

相手が正解したら「Very good!」や「Correct!」、全問正解なら「Amazing!」や「Good job!」と声掛けするようにアドバイスして、英語の雰囲気づくりを意識させます。

問題数は、日によって適宜変えてください。

<活動の発展性>

2種類以上のBECSを使う場合は、BECS-A,B,Cと呼び分け、BECS-Aが終わった後に、「BECS-B start!」と指示を出します。

2種類から3種類のBECSを使いながら授業を進めるとより効率的で効果的です。その日の授業内容に応じて任意のシートのみを扱うこともできます。

振り返りシートにこの活動の成績の記入欄を設けて毎日記録を取らせることもできます。

定着の時期や授業の進度を勘案しながら新しいシートを投入します。シートの難易度にもよりますが、数週間で定着します。

バリエーションとして、問題数を変えたり、ペア活動の部分に自由に教室内を動いて問題を出し合う全体活動を加えたりすると盛り上がります。

生徒にカードを持たせて正解すると相手のカードを貰えるようなプラス活動を設定するとゲーム性が加わりさらに生徒の動きが活発化します。

〔関連記事〕「帯活動で使えるカード教材」の記事も合わせてご覧ください。

教材ダウンロード DOWNLOAD

◆動作を表す動詞表現30〔夏の予定編〕をダウンロードする(pdf)

◆基礎英語チェックシート複合型G01-09をダウンロードする(pdf)

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