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タイ&ラオス旅日記2024<第1日目>/Daily Travel Report: Day01
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この旅日記の概要

ラオスの24年振りの古い友人らとの再会を主目的としつつ、教材の素材収集を副次的な目的とした約2週間のアジア1人旅の記録です。

24年ぶりのフアイサイ訪問とラオス4回目にして初めてのルアンパバン訪問がハイライト。

命の洗濯をしつつ、教材素材収集の視点も探りながら旅の記録を記します。

<日程と移動ルート>
01泊目@バンコク(Bangkok)
02泊目@バンコク(Bangkok)
03泊目@チェンマイ(Chiang Mai)
04泊目@チェンマイ(Chiang Mai)
05泊目@フアイサイ(Huay Xai)
06泊目@フアイサイ(Huay Xai)
07泊目@ナトゥイ(Na Teuy)
08泊目@ルアンパバン(Luang Prabang)
09泊目@ルアンパバン(Luang Prabang)
10泊目@バンコク(Bangkok)
11泊目@バンコク(Bangkok)
12泊目@バンコク(Bangkok)

<素材収集の視点>
・旅の中で教材化につながるような素材を収集する。
・写真はフォトランゲージとして、雑貨や工芸品はモノランゲージとして教材化が考えられる。
・異国の不思議や感動を子どもに伝え、子どもの興味関心をグローバライズする。

各回とも、1〔概要〕、2〔Today's Photos〕、3〔Today's Focus〕、4〔旅メモ〕の4項目でお届けします。
ご感想やご質問は各記事最下部の専用フォームよりお願いいたします。

旅のまえがき

過去の旅を記事化してほしい、旅で得たものを具体的にはどう教材化するのか説明してほしい、という旨の声をいただきます。ZOOMでの「教材ブレスト」でお話したことだけでも記事化しようと何度も思いましたが、なかなか時間を割くことができませんでした。ごめんなさい。

20代の頃から旅先で撮った思い出の写真やお土産を教材として使ってきました。

以前に参加の機会をいただいたJICAによる海外教師研修では、現地の生素材を用いた教材の有効性を確認できました。授業構想、教材構想から考え、それに合う素材を集めて教材化することは、子どもが注目するより面白みのある授業づくりにつながります。

教師生活20年+αが過ぎた今でも、旅の視点の1つに「教材」があります。それによって行動が活性化される部分もあります。

旅日記や旅写真のページを作ることにはずっと興味がありました。今回、思い切って現在進行形の旅レポートをお届けしようと考えたのには、そういった背景があります。

準リアルタイムで、質問やコメントも受けながら書き進めます。(近々に質問専用のフォームを作りますが、それまで通常のお問合せフォームからお願いします。)少数であっても誰かに「そういう旅も面白そうだ。私も行こう!」と思っていただければ嬉しいです。

どんなことが生徒の興味・関心に火を灯すかわかりません。時として意外なところから大きな炎が立ち上がるものです。国内外の生きた素材をうまく教材に練りこむことで、子どもの心を惹きつけるおもしろい教材が完成しますように。

そして、新しい場所での新鮮な驚きや感動を子どもに伝えることの教育的価値は大きいと思います。

「この世はでっかい宝島」というフレーズもありますが、不思議と驚きであふれているこの世界の面白さを子どもたちに伝えたいものです。ゲームの世界も楽しいが、現実の世界も捨てたものではないと。

今回の旅の目的

毎回大きくは変わりませんが、今回の旅の目的を書き出すと次のような感じです。

○異国の地で命の洗濯をする
・古い友人に会う
・食べ物を楽しむ

○教材の素材探し
・写真を撮る(フォトランゲージ)
・現地の雑貨や工芸品(モノランゲージ)
・子どもたちへのお土産

○今後の海外研修の下見(実地見学)
・安全性
・交通アクセス
・具体的にそこでは何ができるのか確認する

1〔概要〕*本日の行動のふり返り*

映画に夢中になり就寝が遅くなったが、何とか4:45に起床。

福岡空港からタイ・バンコクのドンムアン空港へ旅立つ。LCCのAir Asia直行便で。

現地での第一食となる昼食は、なんとタイフードより先に寿司を食べました。

夕刻、サイアムのパラゴン・ショッピングセンター、そして、2012年開店の巨大ナイトマーケット、アジアティーク・ザ・リバーフロント(Asiatique The Riverfront)へ。

お土産に可愛い帽子を購入。

2〔Today's Photos〕*旅のスナップ*

◆Good food and drinks(食べ物や飲み物)
以前から気になっていた寿司ショップでいただいたお寿司セット。
お値段は日本のお寿司と同じくらいでしたが、肉厚で旨かったです。

◆世界中で飲まれるドリンク、コーラ
本日の素材は世界中どこにでもあるコーラ。同じ国でも、ホテル・レストラン・コンビニ・空港など、場所によって値段が異なることも。寿司ショップで提供されたこのコーラのお値段はおいくらでしょうか。答えは50バーツ。氷の入ったグラスがついてくることを考えればまあまあフェアな値段設定だと感じました。

ちなみにカンサイズは、250mlではなく324ml。ノンシュガー。飛行機内のトイレを敬遠して朝からずっと水分を断っていた日の遅めのランチにこの1杯。サイコーです。

教材としてとらえると、サイズや値段をクイズにすることが考えられます。英語のhow muchや比較の学習にあてることもできますし、外国のコーラの種類や値段を比べるのも面白そうです。

赤ラベルに白字、赤ラベルに白字、銀ラベルに黒字の3種類がコンビニに並んでいました。どう違うのか。調べて、あらためて報告します。

こんな感じで海外で撮影した食べ物や飲み物の写真は、だいたい異文化理解の教材になります。

◆アジア ホテル
今回の最初のホテル。高級ホテルではありませんが十分快適です。
このホテルはBTSの駅に直結しているので市内の大方の場所にはBTS+GRABで行きます。

◆変なオモチャ、パンダバイク
今日はバイクと一体化したパンダに出会いました。こういうおもちゃが流行っているのかな…。

◆少数民族模様の帽子
アジアティークのあるショップで買おうと決めていた帽子があった。民族柄っぽい(厳密には違うと思うが)デザインで部屋においておくだけでも面白そう。公園で息子にかぶらせておけばビーコンの役目も果たしてくれそうだ。

最初、大学生らしき女性に値段を尋ねたら120バーツだと答えてくれた。荷物を増やしたくなかったので入り口近くの店だったこともあり最後で買うことに。そして、かなりショップを回った後でその店に戻り、今度は年配の男性に値段を尋ねた。すると彼は150バーツだと答えた。

値段なんてあってないようなものだと思いながら、またしても商品は買わずに店を出た。自分の感覚では、400~500かなと思っていたので意外に安い商品だとわかり、今回はいずれの値段にしても購入しようと決めて、マーケットを去る直前に再度そのショップへ赴き、ダメもとで「この帽子が可愛くて気に入ってるんですが、100バーツにしてもらえますか?」と。

駄目だと手を振られたら言い値で購入するつもりだったが、意外にも男性は嫌な顔一つ見せず、軽く「OK~」と言ったのだった。この帽子の原価ってどのくらいのものなのか。実際、安そうに見えて高いものもあれば、その逆もまたしかり。

教訓としては、何でも口に出して言ってみた方が良いということ。

そして、本当に高価なものについて交渉する際は、一度で決めず、何度か店を立ち去っては戻るという作戦が有効です。

3〔Today's Focus〕*本日の旅トピ*「アパホテル・レビュー」

出国の前日、独特のCMでおなじみのアパホテルに初めて泊まりました。

実際泊まってみた感想を記しておこうと思います。

特にアパホテルのファンということでもなく、福岡空港の近くで出発日の朝一の便に対応して駅近のアパホテルを選びました。エクスペディアを通じて予約しましたが、6,700円ほどだったと思います。直前に他のホテルを検索したりもしましたが、この価格はかなり安い部類に入ります。

手頃な価格や主要な駅や観光地の近くにあるというアクセス性が人気だと聞いていましたが、地下鉄福岡空港線の東須江駅④出口を出ると目前にそびえたっていました。大げさではなく、徒歩10歩という距離感。炎天下の中、100m歩くだけでも汗が噴き出る気温だったので、私はささやかな嬉しさを感じつつホテルに入りました。これから東南アジアの炎天下を歩く人間が何を言っているのか…、と心の片隅で思ったりもしましたが。

チェックインの30分ほど前だったのでしばらくロビーで待たされました。部屋が準備できていないのであればともかく、多少の時間であればサービスでチェックインさせてほしいというのが正直な気持ちでしたが、静かにイスに座って待ちました。同じような人が数名いましたがクレームをつける人は誰一人いません。当たり前と言えば、当たり前の姿勢ですが。

場所が場所だったら大きな声で文句をいう人もいそうなものですが、このような日本の風景は気持ち悪いものではありません。

いざ部屋へ。「ちょっとガチャガチャしてるな」というのが部屋に通されての第一印象。壁紙にしても、机の上にしても…。広さも、平均的なビジネスホテルの通常の広さ、つまり15~20㎡。

これを話すと冷笑する人も少なくありませんが、私がホテルの部屋に入って最初にすることは決まっています。

必ず、最初にデスクの上のものをデスク以外のどこかに置くという作業なんです。パンフや約款の類は引き出しに、飲食物は冷蔵庫や別棚の上に。電子ケトルを置いている部屋もよくありますが、すごく邪魔に感じます。置き場所がなければ床や浴室に移すことも。

めでたくデスク上がクリアになったところで、財布やメモ帳、PCやスマホを置くのです。これで大事なものが見当たらなくなるリスクは皆無になりますし、仕事もはかどります。これでイスの座り心地が快適なら、なお筆が進みます。賛同いただける方がいらっしゃると嬉しいですが。

よく部屋を見渡すと、このホテルが支持される理由がわかるような気がしてきます。

電源コンセントが多く、ベッドの両脇、デスク横に2つずつ備えられています。なぜか床のかなり低い位置にも1か所あります。もしかして、私のような机上のスペースを重んじてケトルを床に置いて使うことを想定してる?と一瞬思いましたが、おそらくそれは違うでしょう。不衛生なので。

ハンガーも数が十分で、それらを掛ける場所も豊富です。ハンガーのバーの部分のグリップが強力です。スラックスがスラっと落ちてしまうことはなさそうです。

小さなことですが、スリッパがいわゆる安物のペラッペラではなく少し快適なものでした。小さな違いですが、大きなプラスの快適さを与えてくれます。ちなみに海外旅行のとき、私は必ず100均の軽いサンダルを室内履きとして持参します。100均の軽いサンダル、安くて意外に履き心地もよく、おすすめです。

浴室は、特に浴槽が独特で、たまご型の形をしていました。ファッションホテルのそれを彷彿とさせる一見珍しいこの浴槽に身を沈めると、不思議にゆったりした気持ちになりました。狭いバスルームのスペースにおいて浴槽内の体積を十分に確保するための工夫なのかもしれません。また、この優しいフォルムが、人間が最初に身を置いた場所を思い出させるような…、そんな心理的な意図があるとすれば、アパのバスは侮れません。

最後に、何をおいても私が「このホテルが支持される最も大きな理由」だと感じた部分が大型の多機能テレビです。部屋の狭さとは裏腹にかなり大型で、ベッドに横たわるとデデーン!と画面がこちらを向いています。逆にこちらが見られているのではないかと思わせるような。映画を見るには理想的な距離感です。

館内インフォメーションなどを日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語で確認でき、テレビの通常放送に加えてBBCニュースも視聴できます。操作しやすい画面から、YouTube、Amazon、VOD(ビデオ・オン・デマンド)などの動画配信サービスに容易に接続できます。

VODには、それほど多くの作品数はありませんが、映画、バラエティなどカテゴリごとに数作品から選択可能です。アダルトもありますがすべて無料です。どのカテゴリも作品数は少数ではありますが、近年話題になった作品などもあり、私は「タクシー」と「ドライブ・マイ・カー」を見ました。部屋を暗くしてドリンクを片手に臨んだ2本の作品は迫力満点で、最高の没入感&満足感でした。

ガラス製のコップが1つもなく全て紙コップという節約の徹底ぶりを見せる一方、小部屋に大画面シアターという一見ちぐはぐな雰囲気を醸し出すアパホテルですが、結論からいうと私はとても気に入りました。

チェックアウトポストにルームキーをポイっと返却することで、瞬時にチェックアウトできるのも、昨今では珍しくはないとはいえ、やはり高ポイントです。

結論として、アパホテルはかゆいところに手が届く高コスパの良質ホテルと言えるでしょう

今後、海外旅行前夜の定宿に決定です。

4〔旅メモ〕*今後同じ場所を旅する自分や誰かのために*

○配車アプリ<Grab>
Grabはやっぱり便利。人が多い場所や分かりにくい場所などで乗り場を設定する際は、面倒でも少し歩いてコンビニやカフェなど店舗の前にしておくと失敗がないのでオススメです。

○グーグルマップ<Google Maps>
グーグルマップが場所の名称を現地語で表示、さらに現地語で再生してくれるので相当に便利です。BTSやMRTなどの電車で切符を購入する際も、その地名を大きめにスクショしたものを駅員に見せると、駅員は必要な料金を電卓で示してくれます。券売機は硬貨しか使えないものが多いので、このやり方は時間と体力の節約になります。

5〔ご質問・ご感想〕*リアルタイムで届きます*

ご質問等には可能な範囲でお答えさせて頂きます。個人情報等は、公開されませんのでご安心ください。

    【任意】
    Please show us pictures from you. If possible, please include one photo of yourself.
    (教材や旅行の写真等があればお見せいただけますか。ご自身が写られた写真もあれば嬉しいです。)

    Thank you very much.
    許可なしに写真を公開することはありません。ご協力ありがとうございました。

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